©︎BVB/Hendrik Deckers

 ボルシア・ドルトムントは2024年夏までとなっていたエムレ・ジャンとの契約を、2026年まで更新したことを土曜日に発表した。セバスチャン・ケールSDは「エムレは昨シーズン、我々が常に目にしていたようにチームを牽引する存在となり、ドイツ代表においてもその意欲的な姿勢と強靭なフィジカル、勝利への意欲が評価されている選手だ」とコメント。「彼は力強さがあり、そして成熟した内面性も併せ持った、国際経験豊富な、チームに安定感をもたらしてくれる選手だよ」と言葉を続けている。

 2020年1月にユベントスから加入した対人戦を得意とするミッドフィルダーは、即座にクラブ首脳陣を納得させることに成功。3週間も経たずに移籍金2500万ユーロで完全移籍が発表されとえり、その際にジャンは2024年夏までの契約を締結。それが今回さらに2年間延長された格好だ。

 「僕はここでとても居心地よく過ごせているし、ここ数ヶ月で間違いなく僕はこのクラブで自分自身に期待することやファンから期待してもらっていることを示すことができたと思っている。後半戦のようなプレー、あるいはそれ以上のプレーをすることがボーダーラインとなっていくるだろう。ドルトムントと僕は相性がよく、だからここで引き続きハードワークをこなしながら、チームの目標達成に貢献したいという気持ちだよ」と語った。

 特に昨シーズンではそれまで中盤かDFのいずれかで起用されてきたジャンは、ボランチの役割で固定されてクラブと共に大きな飛躍を遂げることに成功。チャンピオンズリーグ16強チェルシー戦では惜しくも敗退してしまったが、そこでジャンはドルトムントにおけるベストプレーヤーとなる活躍をみせていた。さらにキッカーのポジション別ランキングでは、ボランチで全体3位に選出。ドイツ代表においてもフリック監督の下で再出発を遂げており、新シーズンでは更なる飛躍が期待されているところ。

„Die Rückrunde muss mein Maßstab sein.“

@emrecan_ bleibt Borusse! Im Interview lässt er seine bisherige Zeit beim #BVB Revue passieren und zeigt auf, dass er im letzten halben Jahr so richtig angekommen ist.

Alle Aussagen gibt’s hier:
https://t.co/iU8t0YoTxC

- Borussia Dortmund (@BVB) July 22, 2023