アイドルグループ・OPD(左から)上田美穂、古谷文乃、武内由紀子、稲葉貴子、中野公美子
1990年代前半に一世を風靡した女性アイドルグループ・OPD(大阪パフォーマンスドール)が、21日の都内で記者会見を開催。そこでは、来る11月11日に30周年記念ライブ『OPD 30th×TOWER RECORDS Premium Live〜30年目の夜だから〜』を東京渋谷で催すと知らせた。

1993年4月に結成し、同年8月に東京パフォーマンスドールの日本武道館公演・前座にて、姉妹ユニットとして、ファンにお披露目。1996年に名称を「OPD」に改名した女性ダンスポップ集団でもある。


▼ OPD(左から)上田美穂、古谷文乃、武内由紀子、稲葉貴子、中野公美子



リーダーの武内由紀子が、あいさつのため口を開くと「あのー、 私たちOPDは、3年ぐらいしか活動していなかったのですが」と恐縮しきり。「まぁ、自然消滅と言いますか、フワっと終わりまして…。それから、えーっと、いつ終わったんかなって…。実は、私たちも気づかないうちに終わっていたんです」と打ち明け、笑いを取った。

続けて「そこからあっという間、月日が経ち、15年前にですね、15周年の結構大きなライブをさせて頂いたこともあります」と振り返った。

そのライブは、11年ぶりのグループ活動で「解散発表もしていないということで大々的にやらせてもらって、やりきった感が満載でした。なのでメンバー同士『もう次は無いんちゃうか』と言い合っていて、今から5年前の25周年のときも、一応、トーク中心のイベントで終わっていました」と前回の節目となった記念イベントを回顧した。


▼ 武内由紀子



なお、今度の30周年記念ライブに向けては、TOWER RECORDSとのコラボが実現しており『OPD 30th×TOWER RECORDS』を発足させた。ライブ会場は、東京渋谷・TOWER RECORDSのB1ライブハウス「CUT UP STUDIO」にて、2回公演を予定。また、同店でのPOP UPが、10月31日から11月19日の期間に渡ってお目見えするという。

5年前の25周年イベントは、楽曲披露を挟まないトークイベントだった。武内は「私たちは歌いたいし、踊っているところも見てもらいたいと思いました」と新たな意欲が沸いたと話す。「家庭の事情で忙しかったりもするので、あのー、そんなに踊れないとは思いますけれど、皆さんに喜んでもらえるぐらいのパフォーマンスはしたいなと思っています」と誓いを立てた。

改まって、今日の会見の「一番のポイントは、27年ぶりに出す新曲歌詞を皆さんに募集することです」と強くアピール。ライブ直前の11月1日に、27年ぶりの新曲をリリースするそうで、新曲歌詞を公式ツイッター(本日・7月21日開設)上で公募(8月4日まで)し始めた。

中野公美子は「私自身は、大阪パフォーマンスドールを凄く愛しています」と大切なものだと、しみじみ語った。「前回の5年前のライブは、歌うことが出来ず残念でした。ですが、今度の30周年は歌えることが決まって、とても嬉しく思っています。そのライブに向けては、今回ツイッターで歌詞を募集するので、ファンの皆さまとライブを作っていく感じにもなるので、本当に一緒になって楽しめたら嬉しいです」と想像を膨らませていた。


▼ 中野公美子


▼ 上田美穂


▼ 古谷文乃


▼ 稲葉貴子


▼ 武内由紀子



▼ OPD_official(大阪パフォーマンスドール)・ツイッターより