7月21日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、夏休みの予算について意見を交わした。

明治安田生命保険が20日発表した今年の夏休みに使うお金のアンケートによると、休暇中の予算は前年比4036円増の7万2668円で、2年連続で増加した。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初の夏休みで、賃上げも追い風となり旅行の予算を増やす人の割合が大幅に上がった。使うお金を「増やす予定」と答えた人は16・6%で、理由は「旅行に行くため」が67・7%で最多だった。

「島津さん、これはどう受け止めますか?」(寺島アナ)

「コロナ禍でずっと家にこもっていたので、多分その反動もあって、今年はぜひ家族で行こうということになっているんだろうなと想像できます。経済的に言えば増加率はだいたい5%くらいですかね。世の中の物価が3~4%上がっているので、それ以上に増えているということは実質的な支出増ですので、景気にとってもプラスに効いてくると思います。」(嶋津氏)

「旅行の宿泊代などは夏休み料金になってて結構しますよね。」(寺島アナ)

「今はホテルがすごい高いので、時期をちょっとずらした方がいいなと思う人も多分いらっしゃると思います。その方が、全体的に平均して支出される方が、客を受ける側も多分いいと思います。」(嶋津氏)

「今、なんて言ったって宿泊とか飲食は人手不足って言われてますから。」(寺島アナ)

「だから、可能であれば、なだらかにした方がいいのかなと思います。」(嶋津氏)