7月20日、朝日新聞に『他者の生き方 「意見」が刃になるとき』というタイトルの社説が掲載された。
先日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが亡くなったことを受けて綴られたもの。「多様性の実現が社会課題になって久しいが、いまなお多くの人が偏見や価値観の押しつけに苦しんでいる」といった文章が続く。

2年前、りゅうちぇるさんが発表した自著の抜粋もあった。

 

「自分とは違う意見や反対の意見に対しても、まずは耳を傾けて、なるほどねと受け止める練習をする。たとえ自分とは違う考え方だと思ったとしても、そういう考え方もあるんだねって認めることはできるはず」

 

大竹まこと「うろ覚えだけど、昔政治家の方が『君と僕の意見は違う』『でも君の意見は、私が命をかけて守る』といった内容を発言して、私はもっともだなーと思ったけどね」
はるな愛「りゅうちぇるのこういう発言って、幅広い年齢層の人に、分かりやすく届いていたからね」
大竹「あと、あれだよね……この国って昔から『多様性』っていうものに関して、なんかこう、あんまり開かれていない感じが、ずーっと俺はしてるんだけどね」
はるな「変化を恐れているような……」
大竹「そうだよね。企業の発展に関しても、いつも変化を恐れているようなところがある。新しく世界からやってくる人道的な問題や、多様性の問題なんかについても、なんかこう……世界から少しずつ遠ざかってっちゃい気がするんだけどね。皆さんはどうお考えですか?」