藤浪晋太郎【写真:ロイター】

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アスレチックからオリオールズにトレード

 米大リーグ・アスレチックスの藤浪晋太郎投手が19日(日本時間20日)、オリオールズにトレードで移籍すると発表された。ア・リーグの勝率最下位から首位チームの一員に。元MLB選手は「ボルチモアはすでに優れたリリーフ陣に、素晴らしい救援投手を加えた」と移籍に注目している。

 米MLB専門局「MLBネットワーク」公式ツイッターは同局の番組「MLBトゥナイト」が藤浪のトレードを速報した動画を公開。スタジオ出演した元MLB選手のアンソニー・レッカー氏は、「今季のスタートはラフだった。31イニングで自責点43。防御率は12.19だ。ここ16登板の結果はどうか知っているかい? 救援投手として18.1イニングで防御率2.45だ。2.45だぞ!」と右肩上がりに調子を上げてきている藤浪を驚きを込めながら紹介した。

 藤浪は今季アスレチックスに加入。開幕から先発ローテーションの一角として4試合に先発登板するも防御率14.40と振るわず。その後は中継ぎに配置転換され、7月には7試合に登板して8回2失点と安定感を増している。レッカー氏は「彼はリリーフになって何かを掴んだんだ」と配置転換が功を奏したと指摘。「ボルチモアはすでに素晴らしいリリーフ陣に、優れた救援投手を加えた」と藤浪獲得を高評価していた。

(THE ANSWER編集部)