1970年から1982年生まれまでがロスジェネ世代と言われている。7月18日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、まさにロスジェネ世代の作家で活動家の雨宮処凛さんが現在40代から50代になっているロスジェネ世代の現状を語ってくれた。

大竹「1982年生まれまでがロスジェネ?」

武田砂鉄「雨宮さんの本には2004年に就職したくらいまでがロスジェネと書かれていて、僕は2005年に就職したんですけど、当然ながら、この空気感っていうのは味わっていました。失われた30年っていう言葉がありますが、ずっと自分たちの思春期から失われている状況で、逆に言うと失われていないって世の中にあるのかなっていうくらいの世代です」

雨宮「ロスジェネが話題になった時、私も30代前半でした。それから20年近く経ってるので、失われた30年って20歳頃から50歳くらいまでが全部失われた30年と丸々かぶってるんですよね。大体の人が、ここで就職したり、結婚したり、ローン組んで家建てたり、子ども産んだり、家庭持ったりするわけですよ。その30年が丸々失われていると全部を持っていない人が多い。私も全部持ってないです。就職もしてないし、結婚も子育てもしてないし、ローンなんて不安定なフリーランスだから組めていないです。自分の周りを見ても20歳ぐらいからずっと非正規の仕事をして年収が200万円台で、ずっと同じアパートに住み続けられるんだったらまだいいんですけど、どんどん下がっていっちゃうんです。シェアハウスにいったり、ネットカフェにいったり、20代の頃の生活を維持できなくなってる人たちも多い。また50歳近くなると肉体労働で体壊しちゃったりして働けなくなったら、何の保障もなくて、私3年間支える現場にいるんですけど、このコロナ禍であっという間にホームレス化したロスジェネの方も大勢会ってきました」

大竹「40代後半で結婚もしてないし、どうしようみたいなところに今いる方が多いってことですか?」

雨宮「まさに直面しています」