東京都心で今年一番の暑さ 午前中から猛暑日に迫る所も 夜間も気温下がらず熱帯夜へ
きょう29日、朝からみるみる気温が上がり、午前中から猛暑日に迫る暑さの所も。都心は午前10時台には30℃を超えて早いペースで気温が上昇、今年一番の暑さになりました。夜も気温が下がらず、都心は今年初めての熱帯夜となる可能性も。昼間はもちろん、夜間も暑さ対策を。
午前中から猛暑日に迫る所も 都心は午前10時台に30℃超え
きょう29日、日差しとともに、各地でみるみる気温が上がり、東京都心など、今年一番の暑さとなっています。
東京都心は午前10時台には30℃を超え、正午までに32.9℃まで上がり、早いペースで気温が上昇中です。正午の湿度は55%で、気温も湿度も高く、かなり蒸し暑くなっています。
きょう29日の最高気温は、全国的に30℃前後まで上がり、平年を大幅に上回る見込みです。
北日本でも札幌市は29℃、旭川市で30℃の予想、仙台市で32℃などと真夏日が続出するでしょう。
室内ではエアコンを適宜使用するなどして、涼しい場所で暑さを避けてお過ごしください。
あす30日朝にかけて気温下がらず 東京で今年初「熱帯夜」の可能性
暑いのは昼間だけではありません。きょう29日は、夜になっても気温が下がりにくいでしょう。
あす30日朝の最低気温は、東京、名古屋、大阪は25℃、福岡は26℃の予想で、都市部の多くの所で25℃を下回らない予想です。
都心でも今年初めて「熱帯夜」となる可能性があります。寝ている間に熱中症にかかることがありますので、夜間も暑さ対策を行ってください。
曇りや雨でも気温高く 夜間も熱中症対策を
あす30日からあさって7月1日にかけては、広い範囲で雨が降り、西日本や日本海側で大雨となるでしょう。雨でも、気温の高い状態が続く見込みです。
週間予想最低気温を見ても、東京はあす30日、7月1日と2日間25℃の予想で、熱帯夜が続く可能性も。昼間はもちろん、夜間も眠る前に水分補給を行うなど暑さ対策をなさってください。
熱中症搬送場所で最も多い「住居」
梅雨の晴れ間は、気温だけでなく湿度も高くなることが多いため、熱中症にかかるリスクが高くなります。
総務省消防庁が発表した2022年の熱中症の発生場所についてのデータによると、熱中症搬送者数が最も多かった発生場所は、住居(リビングや庭など敷地内すべての場所を含む)で、4割近くを占めています。
室内は屋外に比べると、熱中症にかかりにくいと思われがちですが、条件次第では熱中症にかかることがあります。
暑さが予想される際には、室内でも風通しを良くしたり、扇風機やエアコンを使用するなど、適切な暑さ対策を行って、熱中症に警戒してください。
この先一週間は、夜間も気温が高い見込みです。時間帯を問わず、熱中症対策を行ってください。
