ベストファーザー賞受賞や自叙伝出版など新たな話題を作り続ける人気大物落語家の桂宮治さんが、過密スケジュールの合間を縫って6月26日のくにまる食堂にご来店。ベストファーザー賞の裏側を爆笑を交えつつ明かしてくれた。

邦丸「桂宮治さんがベストファーザー賞を受賞されまして。受賞式の写真を見たら、俳優の高橋克典さんやプロレスラーの武藤敬司さんなどを押しのけて、宮治師匠がセンターにいるんだよ!」

宮治「そうなんですよ。でもベストファーザー賞の選考基準がホームページにいろいろ出てるんですけど、それをかみさんと見たら「何一つ当てはまんないな~」って。(笑)子供と遊んでラジオとかテレビとかで言うじゃないですか。そうすると皆さん本気にして選んでくれるんですよね。」

邦丸「(笑)あれは何かもらえるの?」

宮治「賞金は多分ないと思います。で、副賞でサントリーさんから選ばれた方全員にビールが送られてくるんですよ。僕はサントリーさんから目録を受け取ってコメントを言わせてもらう立場だったので、「サントリーさんのビールも大好きなんですけど、やっぱり僕は「こだわり酒場のレモンサワー」が好きで、自分のやってるBSの番組とかでも飲んだりしてるんですよ」つったら、僕だけそれをワンケース追加してくれたんです。サントリーさんありがとうございます!(笑)新幹線の行き帰りとかも必ず買うんです。」

邦丸「不思議なもんだけど、スポンサーさんの飲み物食い物とか、俺たち結構律儀に買ってるよね。」

宮治「ちゃんと買ってますから本当に後を付けてみてください。昨日も名古屋の駅で2本買って。売ってるカップ氷にレモンサワーを入れて、もううまいんですよ。」

邦丸「よかったねぇ。」

宮治「で、賞状とかトロフィーとかとは別に副賞がでっかいダンボールで届いて、開けたら銀座とかにある高級靴店のチケットが入ってて。持っていくと自分にあった最高の靴を一足プレゼントしてくれるっていうのが2店舗分と、あとはサイズを出すと自分専用のシャツが来たり、ズボンが来たり。あとネクタイが何本も入ってたりとか。すごいいろんなものが入ってました。」

邦丸「ベストファーザー賞っていうと、いかにも理想の父親像だろ。でもベストマザー賞って結構受賞された方が後にいろいろご苦労されて…」

宮治「わーおわーお、ピー! ♪ずっと前から~♪、もう5秒以内にやめてください!ちょっと照明暗すぎるからキャンドル持ってきて!」

邦丸「(笑)宮治師匠も気をつけないといけないよな。」

このあと桂宮治さんがついに出版した初の自叙伝 『噺家 人嫌い』について根掘り葉掘り伺いました。