今年でデビュー5周年の新浜レオンさん。6月27日の「くにまる食堂(文化放送)」では、歌手を目指したわけを話してくれた。

邦丸「高校まで野球に燃えて、キャプテンやって、キャッチャーやって、なんで歌手になったの?」

レオン「実は父親が演歌歌手なんです。これ知ってますかね『♪は・か・た・のしお』」

邦丸「誰でも知ってるよ」

レオン「知ってますか。実はこの声を父親が担当してる時がありまして」

邦丸「そうなの?」

レオン「なので家中、塩だらけなんです」

邦丸「(笑)」

レオン「どこ見ても塩しかない」

邦丸「そんなバカな。家帰ったら塩漬けかい?」

レオン「(笑)父親は演歌歌手ですから、とにかくラジオはいつも演歌が流れて、テレビをつければ、いつも歌謡番組だったんですね。なので小さい頃から演歌・歌謡というジャンルが大好きなんです。野球を引退して改めて歌一筋で育ててくれた父ってどんな仕事をしてるのかなと思いまして、本当に丸坊主で日焼けしたまんま父の現場をカバン持ちみたいな感じで手伝いに行ったんですよ」

邦丸「付き人だ」

レオン「その時に息子として見たくない姿が見えたんですよ」

邦丸「どういうふうな?」

レオン「今まで歌ってるカッコいい姿しか見てなかったんですけど、世界一歌が上手いと思っていた父がディレクターさんから『もっとこうして歌いなさい』って怒られてるんです。父はこんな苦労もしてたのかっていう一面を見たんです。父はこれまで家族には辛い姿とか苦しい姿を1回も見せたことがなかったんです」

邦丸「お父さん強いなぁ」

レオン「改めて父を一歌手として、男として尊敬して、父親のようになりたいと決意して歌手を目指すようになりました」