黒電話2台を鳴らして聞き比べてみた! 年代により異なる音や中身へ「全然違う!」「趣があっていいね!」の反響

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 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【CeVIO AIトークボイス】六花ちゃんが自宅で黒電話を使えるようにしたそうです。【小春六花夏色花梨】』という桜川秀則さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

六花ちゃんが自分のコレクションを自慢したいようです。

【CeVIO AIトークボイス】六花ちゃんが自宅で黒電話を使えるようにしたそうです。【小春六花/夏色花梨】

 黒電話2台を入手した桜川秀則さん。同じものに見えますが、右が1964年から導入された600形で左が1978年から導入の601形だそうです。

 最大の違いは呼び出し音ということで、さっそく聞いてみます。

 まずは600形。「ヂリリリリン♪」と電話が鳴ると、「懐かしい」という反応もあれば「昔のテレビドラマの音」という声が。その響きは黒電話と聞いてイメージする音です。外した後もアナログならではの金属音の余韻が残ります。

 比較として、桜川秀則さんの実家にあったという2004年から発売の電話の音も慣らしてみると「プル プルルルルル♪」とお馴染みの音が響きました。

 続いて601形を鳴らすと、「⁉」と驚く反応が目立ちました。こちらの方が馴染みがあるという声も、知らない音だという反応も寄せられます。

 601形の「ジリリリリン♪」と響く音は確かに電話のベルらしい音ですが、600形とは全く違いどこか電子的で落ち着く響きです。600形の方が「チリリリン」と澄んだ響きで、比べると601形は「リ」に濁音の「〃」を足したくなるような音でした。

 次は筐体を開けて中を見てみます。まずは600形から。

 中には絵に描いたようなベルが付いていました。600形はブラスのゴングを打ち鳴らす仕組みのため、余韻のある響きなのですね。

 続いて601形。外観はそっくりですが、中身は600形とかなり違うのがわかります。601形はアルミの板を打ち鳴らすチャイムのような仕組みです。ドアチャイムの音に倣ったとのこと。

 ダイヤルを回す黒電話にも、違いがあることがわかり興味深い結果となりました。

 動画後半は黒電話どころではない珍しい電話が登場します。こういったものに興味があるという方は、続きもぜひご覧ください。機種の説明に加え、呼び出し音もしっかり聞くことができます。

視聴者のコメント

・趣があっていいね!
・黒電話の回すの好きだわ
・あぁ〜!黒電話の音ォ〜!!
・もう昭和のテレビドラマしか聞けなくなった生音
・へー中こんなんなんか
・全然違う!
・ここまでが前座?!
・なんか色々出てくるな…深い世界だ