画像はイメージです

写真拡大

 飛行機での迷惑行為は度々問題になるが、日本でライブをした当時25歳のアメリカ人ラッパーが、アメリカに帰国中の機内でとんでもない行為をし、さらに予想外の言い訳をしたことがニュースになっている。

 2015年にデビューシングル「Panda」でBillboard Hot 100の1位を獲得したこともある、アメリカ人ラッパーの男、Desiigner(デザイナー)が、日本でライブを実施。アメリカに戻る飛行機内で、自慰行為をするなどして逮捕された。海外ニュースサイト『New York Post』と『The Daily Star』などが4月25日までに報じた。

 報道によると男はライブのために来日し、4月17日に日本からアメリカに戻るため飛行機に乗った。男はデルタ航空のファーストクラスに搭乗していたが、離陸から60〜90分で自身の席で性器を晒し始めたそうだ。男の行為を見た客室乗務員が注意すると一度は性器をしまったが、そのわずか5分後に再び性器を晒し、自慰行為をし始めた。その際、ワセリンを使用していたという。

 >>52歳男が16歳の継娘のオンライン授業中に性的暴行 教師と39人の生徒が目撃<<

 客室乗務員が法律違反であると再び強く注意して男は行為を一旦やめたが、具体的な時間は不明なものの男はすぐにまた性器を露出した。客室乗務員の判断で男は機内の後部座席に移され、男の同伴者2人が男の監視をすることになった。なお、男に注意をした客室乗務員の性別は明かされていない。

 客室乗務員は機内から空港警察に通報。男は到着した空港で、機内でわいせつな行為をした罪で逮捕された。

 男は警察の調べに対し「日本に滞在している間、(性的な)満足をあまり得られなかった。そのため機内で(自分を満足させることに)一生懸命だった」と話したそうだ。また1人の女性客室乗務員が魅力的だったと明かし「魔法のつえ(自身の性器)を見せることが彼女の励ましになると思った」と主張した。

 男は逮捕されてすぐに自身のTwitterで声明を発表し、「過去数カ月間、私は状態が良くなかった。コンサートで海外にいる間、私は入院が必要でしっかりとした考えが持てなかった」「そのため飛行機に乗る前に薬を飲んでいた」などとコメント。メンタル面にも問題があると明かし、状況が落ち着くまで全てのコンサートをキャンセルすると発表した。

 男は今後起訴された場合、最大で90日間の刑務所行きと500ドル(約6万7500円)の罰金を科される可能性がある。

 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「最低なゴミ男。もうずっと飛行機に乗せないでほしい」「魔法のつえという言葉が気持ち悪いし、男はなんて自意識過剰なんだ」「仕事で行った海外のコンサートで性欲を満たそうとしているのが気持ち悪い」「日本が男を苦しめたとでも言いたげ」「過去に有名だったのかもしれないが私はこのラッパーを知らない。目立った行為をして自分を宣伝したかったのでは」「男はばかげた行為を精神的な問題のせいにしたいと思っている」「メンタル的な問題は機内で性器を晒したこととは何の関係もない。ただ男が自分をコントロールできなかっただけ」といった声が上がっていた。

 男の行為は決して許されない。男の言うようにメンタル的な問題があるのであればしっかりと治療をしたのちに、新たな気持ちで活動を再開してもらいたいものだ。

記事内の引用について
「Rapper Desiigner charged with indecent exposure for allegedly masturbating on flight」(New York Post)より
https://nypost.com/2023/04/24/rapper-desiigner-federally-charged-with-indecent-exposurerapper-desiigner-charged-with-indecent-exposure-for-allegedly-masturbating-on-flight/
「Rapper 'masturbated on flight and flashed crew' after 'no sex in a week' on tour」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/us-news/rapper-masturbated-flight-flashed-crew-29801533