混雑ヤバイ「JR嵯峨野線」GWに「増発&最大8両運転」へ 京都に観光客″殺到″の対策図る
少しでも収容力を高める措置です。
混雑対策に計9日間
JR嵯峨野線の電車(画像:写真AC)。
京都駅を発着して嵯峨嵐山方面へ向かうJR嵯峨野線が、GW期間中(4/29〜5/7)に、混雑緩和のため連結車両数の増加と臨時列車の運転をおこないます。
嵯峨野線では観光需要の復調を背景に、土休日の混雑が大きくなってきています。その中でも特に観光客が集中するGWシーズンでの混乱を避けるため、対策を図る構えです。
増便は1日あたり5本。京都発が3本、京都着が2本で、一部のぞき嵯峨嵐山発着です。これに加え、嵯峨嵐山発着だった列車が臨時で亀岡発着となります(上下1本ずつ)。
さらに通常ダイヤの便でも、4両編成だった列車が、臨時で6両〜8両に増結されます。また京都駅発着ののりばも一部便で変更され、乗降客の集中を緩和します。
これらの情報は3月の時点で、京都駅構内に張り出されていたもの。JR西日本のWebサイト「JRおでかけネット」にはこの臨時列車についての発表はありません。広報担当者は「運転時刻は変更になる場合があるため、情報の食い違いが発生することを懸念し、駅などへの現地掲出にとどめております」としています。
掲示の内容によると、平日(5/1・2)は京都発が8:50・9:42・10:48で、9:53が亀岡行きに延長。残り土日・祝日は9:40(4/29は9:42)・10:42・11:47(亀岡行き快速)で、同じく9:53が亀岡へ延長します。先述のとおり、時刻は当初予定から変わる場合があります。
今春の行楽シーズンでは、3月下旬から4月初頭にかけての土日にも同じ増発と増結が実施されています。