「すごい勇気が必要だった」復帰戦に挑む浅倉カンナの覚悟 9か月ぶりの舞台で「見せたいもの」とは

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浅倉は今回の試合に向けて打撃を準備してきたという(C)CoCoKARAnext

 4月29日に代々木第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK05』で、浅倉カンナが復帰戦を迎える。対戦するのはV.V Mei。昨年7月のスーパーアトム級GPでパク・シウに敗れ、初戦敗退に終わった浅倉は、およそ9か月ぶりとなる勝負の舞台に、どんな覚悟を持って挑むのか。決戦直前の本人を直撃した。

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ーーいよいよ試合を迎えます。今の心境をお願いします。

 計量もクリアしたので、あとはもう自分に自信を持って全力で戦うだけです。減量も今回新たなコンディショントレーナーにお願いをして、減量もめちゃくちゃ順調に落ちて、水抜きもほぼなく無事にクリアできました。

ーー今回はケージでの試合です。ベラトールジャパンで1本勝ちした時、以来ですね。

 ケージの試合って自分の中でめちゃくちゃ感覚がいいんで、今回もすごい楽しみです。

ーー今回、RIZINとしても初の代々木、浅倉選手も代々木では初の試合になると思います。

 プロでは試合をしたことがないですが、代々木は全小の時にレスリングで試合してるんです。でも、毎回2位だったんですよ。悔しい思いをずっとしてきたんで、今回はプロになって、勝っていい思い出にしたいですね。

ーー試合ではどういった部分を見てほしいですか。

 復帰戦なので、変わったところで言ったら打撃をちゃんと取り入れてみたので、その部分に自信があることによって、テイクダウンも今まで以上に取りやすくなるんじゃないかなと。打撃でも戦えるし、ケージなので、いろんな部分で戦いやすくなってきたとは思うんで、変わった部分を見せられるんじゃないかなって思っています。

ーー今回は自信に溢れているように感じます。

 正直、また試合をするって気持ちになるのに、すごい覚悟も勇気も必要だったんですけど、自分でできることは全部やってきたんで、本当にもうやり尽くしてきたんで、あと本当にやるだけです。

ーー最後にファンにメッセージをお願いします。

 久々の試合なので、最近はちょっとモヤモヤする結果が多かったんですが、明日はしっかり勝ってみんなと喜べたらいいなって思ってます。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]