業務スーパーの冷凍『味付けほうれん草』はどうなの? 気になる味・食感・食べ方をチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『味付けほうれん草』をご存じでしょうか。
醤油とみりんの下味が付いた冷凍ほうれん草です。使い切りやすいボリュームと、レンチン調理でそのまま食べられる手軽さが魅力的。クオリティは平均点ですけど、時短食材としては優秀な一品ですよ。
『味付けほうれん草』の価格・コスパは?
『味付けほうれん草』は106円(税込、税抜99円)で販売中。内容量は300g、カロリーは100gあたり25kcal(脂質 0.3g、炭水化物 3.7g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約35円。『カットほうれん草』(500g・213円・約43円/100g)に比べて価格は安いけどボリュームが控えめで、コスパで見ると若干割高になるポジションです。
『味付けほうれん草』の調理方法は?
レシピに応じた方法で加熱するだけで食べられます。加熱時に滲み出る水分は少ないので、冷凍状態のまま他の具材と一緒に炒め調理しても問題ありません。レンジ解凍の場合は、耐熱皿に移してラップをかけて約2分30秒を目安にチンすればOK。
『味付けほうれん草』の風味・食感は?
ひとくちサイズにカットして調味料を加えたほうれん草。素材のえぐみは全体的にかなり抜けている印象で、下茹でも済ませているものと思われます。ただ、たまに苦味が強い個体にも当たるので、クオリティはあまり安定していません。
醤油とみりんのみを使用した味付けは、優しい甘さがある薄めの効き方。醤油の塩気はほとんど感じず、素材の香りを引き立てる程度の使い方です。みりんの甘みも主張しすぎないまろやかさ。一応そのまま食べても淡白さを感じない、といった程度の濃さなので、レシピ次第で味付けを足すのがおすすめです。
生鮮品よりも食感は柔らかいものの、繊維の歯ごたえを残したしんなりしすぎない口当たり。単品でおひたし風の小鉢にしてもいいですし、ラーメンなどの具材にアレンジしてもOKです。いたって無難なクオリティで、使い勝手の良さが際立つ時短食材ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
ひとくちサイズにカットされた下味付きの冷凍ほうれん草水分を含みながらシャキシャキ歯ざわりも残した程よい柔らか食感最低限の味付けでクセがなく、単品でもアレンジ用途でも使いやすいコスパを重視するなら『カットほうれん草』(500g・213円)がおすすめ