現金一律給付、外国人は配偶者や永住権取得者が対象=財政部 台湾

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(台北中央社)財政部(財務省)は23日、1人当たり現金6000台湾元(約2万7000円)の一律給付について、対象や受給方法を説明した。国民の他、外国人配偶者や永久居留証(永住権)を持つ外国人も対象に含まれる。

財政部によれば、給付対象は中華民国国民▽各レベルの政府機関が派遣した在外職員と中華民国籍を有するその家族▽中華民国国民の中国、香港、マカオ籍および外国籍配偶者で、居留許可を取得している人▽永久居留証を取得している外国人。

年金受給者ら特定の条件を満たす人は直接入金される。特定の遠隔地の居住者は現地の派出所や駐在所による名簿作成後に給付される。その他の人は、専用サイト(6000.gov.tw)での登録による入金▽ATMでの引き出し▽郵便局での受け取り―の3つのいずれかの方法を選択できる。

陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)は同日、給付時期について、4月になる見通しを明らかにした。

(張璦/編集:名切千絵)