楽しく学ぶ著作権
![24日に開催された「親と子の著作権教室」の様子。(撮影:東雲吾衣)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/0/6/06d946c49162fd5026-m.jpg)
今回で14回目を迎える「親と子の著作権教室」は、親子でゲーム制作などの過程を知り、制作者の権利を侵すことの問題性や違法性を理解してもらうというもの。小学校4年生から6年生までの子どもたちとその保護者、19組が参加した。
また、「他人の作品を勝手に書きかえない」「勝手にコピーしない」というルールを学ぶコーナーでは、「特別ゲスト」としてゲームの人気キャラクター『ピポサル』君が登場。子どもたちから笑い声があがる場面もあったが、著作権について意見を求められると、「自分の作品が他人のものにされるのはやだ」などと真剣な面持ちで話していた。
小学校6年生の女の子と一緒に参加した母親は、「子どもは、身近なゲームを通じて著作権について理解できたと思う。子どもにいい悪いの判断は難しいので、一緒に学べてよかった」と感想を話した。コンピュータソフトウェア著作権協会では、学校での講演や年に1度のイベントを通じて、著作権についての知識の普及・啓発活動を行っている。【了】