伊勢湾岸〜空港直結「西知多道路」常滑市に向け着工へ 産業道路を延伸
より分かりやすい「セントレア連絡道路」が生まれる予定です。
西知多産業道路を常滑へ延伸
将来的に接続点となる「常滑JCT」のイメージ図(画像:愛知県)。
愛知県は2022年10月19日(水)、国道247号「西知多道路」について、知多市の日長ICから常滑市の青海ICまでの区間について、工事に着手していくと発表しました。起工式は12月3日に行われます。
西知多道路は既存の「西知多産業道路」と一体で、伊勢湾岸道・名古屋高速の東海JCTから南下し、長浦ICからさらに延伸して知多横断道路に接続する、延長約18.5kmの高規格道路です。
東海JCT付近では6車線化工事が行われており、延伸部では長浦JCT〜日長IC間の1.6kmが2021年度に事業化。その先の日長IC〜青海IC間は2019年度に事業化済みで、ここが今回着工となります。青海IC〜常滑JCT間は2016年度に事業化済みで、未着工です。
西知多道路が全通すれば、中部国際空港へのアクセス利便性が高まります。知多半島道路は名古屋高速の大高ICから分岐しており、主要高速道路に直結しておらず、ややこしいルートで乗り入れる形です。それに対し西知多道路は伊勢湾岸道に直結し、最短距離で常滑へむすぶルート。「ダブルネットワーク」で混雑緩和となるほか、より利用しやすい空港アクセス道路となります。