暫定2車線じゃダメ “緊急対策箇所”4車線化完成 東九州道の1.1km
短くても3年以上かかりました。
東九州道4車線化 緊急性高い区間が完成
NEXCO西日本は2022年10月20日(木)、東九州道の苅田北九州空港IC〜行橋IC間(福岡県)の一部で進めていた4車線化工事が11月18日(金)に完成すると発表しました。
4車線化中の苅田北九州空港IC〜行橋IC間(画像:NEXCO西日本)。
4車線化されるのは行橋IC側の約1.1km。苅田側から連続する3本の山岳トンネルを通過してすぐの箇所です。
この区間は2019年に国が、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の一環として、土砂災害などの危険性が高く、特にネットワークが寸断される可能性が高い箇所として選定。東九州道の暫定2車線区間のなかでも、いち早く4車線化事業が進められていました。
東九州道は多くが暫定2車線で建設されていますが、現在、いくつかの区間で4車線化が進められています。11月30日には、鹿児島県内の隼人西IC〜加治木JCT間3.6kmの4車線化も完了します。