3隻それぞれ違う「大分空港ホーバークラフト」船体デザイン決定 白・赤・紺の太陽と星
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2023年度に運行開始予定
大分空港ホーバークラフトの船体デザインの一例(画像:大分県)。
大分県は2022年10月28日(金)、大分空港アクセスとして海上輸送を担う「ホーバークラフト」について、船体デザインを決定したと発表しました。
かつて大分市街と大分空港は、国内唯一のホーバークラフト「大分ホーバーフェリー」が運航されていました。しかし利用者の低迷などで2009(平成21)年に廃止。しかし空港アクセスの改善のため、県が復活に向け、船体をはじめ準備を進めています。今月10日には大分市側ターミナルの起工式が行われました。
導入されるのは英国グリフォン・ホバーワーク社製の80人乗り3隻で、最高速度は45ノット(約83km/h)です。
決定したデザインは、白地に赤のアクセントと、側面を中心に紺色の星をちりばめたもの。先頭部は3隻それぞれ異なるデザインで、それぞれ以下のとおりです。
●01:白地に赤色のライン。
●02:白地に赤色の半円(先端向き)、サイドから紺の「ゆらぎ」模様。
●03:白地に赤色の半円(コクピット向き)と、取り囲む同心円状の赤・橙のグラデーション。
ホーバークラフトは2023年度中に運行開始予定。これまで国東半島を回り込む陸路しかなかった大分空港が、別府湾を海路でショートカットすることで、最速約30分で結ぶことができるといいます。
あわせて大分県は同日より、船名の募集を開始。11月30日まで受け付けています。
※一部修正しました(10月31日、19時15分)。