芝公園〜青山霊園〜江戸川橋までの全拡幅の手前まで来ました。

約1年の延期を経て開通へ


大久保通りとの交差点付近の拡幅イメージ(画像:東京都)。

 東京都建設局は、2022年10月26日(水)、「環状第3号線」の一部である外苑東通りのうち、まだ4車線化されていない新宿区の市谷仲之町交差点〜市谷柳町間の約400mについて、11月9日に開通を迎えると発表しました。

 環状3号線は勝どきから麻布、青山霊園を経由し、外苑東通りから新目白通り、言問通り、三つ目通りなどで構成される、延長約27kmの環状道路の都市計画路線です。勝どき〜芝公園の海上区間や小石川・谷中地区周辺がまだ未開通で、まだ完全な環状道路とはなっていませんが、開通区間はすでにおおむね4車線化されています。

 その中で、女子医大通りと交わる市谷仲之町交差点から、早稲田通りと交わる弁天町交差点までの間は、4車線化が現在事業中。完成すれば、港区芝公園〜文京区江戸川橋までが全て4車線道路となります。今回はその南半分、大久保通りまでの「薬王寺工区」400mが完成となります。

 当初は2021年度中の開通を目指していましたが、工事の調整に時間を要したことから、数度の延期を経ていました。