横須賀に来る! 海上自衛隊観艦式に韓国が大型艦を派遣へ 多国間訓練にも参加
韓国艦が海自観艦式に参加するのは7年ぶりだとか。
来日するのは排水量1万トン越えの最新補給艦
韓国国防部(国防省)と同海軍は、このたび2022年11月6日(日)に日本で開催される「海上自衛隊創設70周年記念国際観艦式」に韓国海軍を参加させることを決めたと発表しました。
国防部の説明によると、決定にあたっては日本が主催した国際式典、すなわち観艦式に関連して行われる国際会議に韓国海軍が参加するといったことなどを総合的に検討し、判断したとのこと。
韓国海軍の大型補給艦「ソヤン」。2018年9月に就役した新型艦とのこと(画像:大韓民国海軍)。
国際観艦式および30か国以上の海軍参謀総長等が出席する西太平洋海軍シンポジウムの実施と、同時期に日本近海で開催される多国間の捜索救難訓練が、韓国海軍にとって近隣諸国並びに国際社会との海洋安全保障協力を強化し、友好国海軍との協力関係を強化する良い機会になるからだとしています。
国際観艦式に参加する艦船は、補給艦「ソヤン」(AOE-51)とのこと。同艦は全長190m、満載排水量1万トン超あり、2018年9月18日に就役した韓国海軍の新鋭艦です。
「ソヤン」は10月29日(土)に韓国南部の金海港を出港し、11月1日(火)に日本の横須賀港に入港。そして11月6日(日)の国際観艦式に参加したのち、翌7日(月)まで来日中の各国艦船と多国間共同訓練を実施する予定だそうです。