英2歳G1を制したオーギュストロダン【写真:Getty Images】

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オーギュストロダンが英2歳G1フューチュリティトロフィーで完勝

 最後のディープ産駒が海外ファンを沸かせた。22日に英中部サウスヨークシャー州のドンカスター競馬場で争われた海外競馬の英2歳G1フューチュリティトロフィー(芝直線1600メートル)。1番人気だったアイルランド調教のディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡2、A・オブライエン)が8頭立てのレースで完勝した。英専門メディアが動画を公開すると、海外ファンから「また凄い馬が出てきた」とコメントが集まった。

 受け継がれた実力を示した。ライアン・ムーア騎手騎乗のオーギュストロダン。レース後半から伸びのある脚を見せ、3馬身半差で豪快に差し切った。不良馬場をものともせず、勝ち時計は1分44秒76。悠々と駆け抜けた。

 動画を公開した英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターは、文面に「オーギュストロダンは良い。ディープインパクトの息子だ。ライアン・ムーアとエイダン・オブライエンのためにトロフィーを獲得」と記して投稿。海外ファンから「馬場の状態は関係ないようだ」「また凄い馬が出てきた」「まるでモンスター」「ディープインパクトだ」「モンスター級のパフォーマンス」「鋼の王様」とコメントが相次いだ。

 19年に天国へと旅立ったディープインパクト。オーギュストロダン含め20年に生まれた現在の2歳世代がラストクロップとなっている。産駒の走りもファンを魅了した。

(THE ANSWER編集部)