米Microsoftは10月12日(現地時間)、2-in-1 Windows 11デバイスの新製品「Surface Pro 9」を発表した。価格は999.99USドルからでリリース日は10月25日、日本では162,580円からでリリース日は11月29日だ。



プロセッサが第12世代Intel CoreまたはMicrosoft SQ3に強化された。これまでIntel製プロセッサを搭載した「Surface Pro」とARM系のMicrosoft SQプロセッサを搭載した「Surface Pro X」の2つの製品ブランドで展開していたのを、"9"世代から「Surface Pro」に統一した。Intelプロセッサを搭載したWi-Fiモデル「Surface Pro 9」と、5Gに対応するMicrosoft SQ搭載モデル「Surface Pro 9 with 5G」というラインナップ。



デザインに大きな変更はなく、本体サイズは前世代とほぼ同じ。Intel Evoに準拠したモデルのカラーバリエーションが、プラチナとグラファイトに新色のサファイヤとフォレストを加えた4色になった(非EvoのCore i5モデルと5Gモデルはプラチナのみ)。紙に書くような自然なフィードバックを得られる「Surfaceスリムペン 2」に対応。Surfaceスリムペン 2は、Surface Pro Signatureキーボードに収納して無接点充電が可能。



以下は主な仕様:

Surface Pro 9

ディスプレイ:13インチ、PixelSense Flow、2,880×1,920(267ppi)、縦横比 3:2、最大120Hz

プロセッサ:第12世代Intel Core i5-1235U /Core i7-1255U

グラフィックス:Iris Xe

メモリ:8GB/16GB/32GB(LPDDR5)

ストレージ:128GB/256GB/512GB/1TB

カメラ:フロントカメラ(1080p FHDビデオ、Windows Hello対応)、10MPオートフォーカス機能付きリアカメラ

ワイヤレス:Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.1

ポート類:USB-C(USB 4.0/Thunderbolt 4)×2、Surface Connect、Surfaceタイプカバーポート

バッテリー容量:47.7Wh、通常のデバイス使用で最大15.5時間

そのほか:Dolby Atmosオーディオ搭載2W ステレオスピーカー、Dual far-fieldスタジオマイク、加速度計/ジャイロスコープ/磁力計/アンビエントライトセンサー、Surfaceスリムペン2対応

サイズ(横×縦×高さ、重量):287×209×9.3mm、879g

Surface Pro 9 with 5G

ディスプレイ:13インチ、PixelSense Flow、2,880×1,920(267ppi)、縦横比 3:2、最大120Hz

プロセッサ:Microsoft SQ3

グラフィックス:Adreno 8CX Gen 3

メモリ:8GB/16GB(LPDDR4x)

ストレージ:128GB/256GB/512GB

カメラ:フロントカメラ(1080p FHDビデオ、Windows Hello対応)、10MPオートフォーカス機能付きリアカメラ

ワイヤレス:Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.1、5G対応

ポート類:USB-C 3.2×2、Surface Connect、Surfaceタイプカバーポート、nano SIM x 1

バッテリー容量:47.7Wh、通常のデバイス使用で最大19時間

そのほか:Dolby Atmosオーディオ搭載2W ステレオスピーカー、Dual far-fieldスタジオマイク、加速度計/ジャイロスコープ/磁力計/アンビエントライトセンサー、nanoSIMおよびeSIM対応、Surfaceスリムペン2対応

サイズ(横×縦×高さ、重量):287×209×9.3mm、878g

Surfaceの10周年を記念して、ロンドンを拠点とするデザインハウス「Liberty」が手がけた特別仕様のSurface Pro 9とSurface Proキーボードを一部の市場で販売する。

Windows 11 "Bloom"にインスピレーションを得たデザイン、鮮やかなブルーの花柄をレーザーエッチングした「Surface Pro 9 Liberty Special Edition」