読めそうで読めない漢字、今回は「平仄」です。

■正しい読み方は?

漢字「平」は音読みで「ヘイ」「ビョウ」「ヒョウ」、訓読みで「たい(ら)」「ひら」などと読みます。
漢字「仄」は音読みで「ソク」「ショク」「シキ」、訓読みで「ほの(か)」「かたむ(く)」「かたわ(ら)」「そばだ(つ)」「いや(しい)」などと読みますが、「平仄」は何と読むのでしょうか?
小学館のデジタル大辞泉によると、「平仄」は、

漢詩の近体詩における、平声字と仄声字の規則的な配列。平仄法。

もうわかりますよね?

■正解は……?


「ひょうそく」と読みます!
例えば、
「これまでの発言と平仄を合わせて主張をする」
「平仄法は、漢詩を扱ううえで大切なルール」
などと使います。
今回は、読めそうで読めない漢字「平仄」をご紹介しました!
スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。
ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!