シャツや制服の面倒なアイロンがけ。とくに肩まわりや袖、襟の部分はアイロンがかけづらくて大変…という方も多いのではないでしょうか? できるだけラクに済ませたいですよね。そこで今回は、お掃除ブロガーのよしママさんに、アイロンがけが一気にラクになる便利アイテムを教えてもらいました。ラクちんなのに仕上がりもきれい!

面倒なシャツのアイロンがけ。古いタオルで簡単きれい

仕事場や学校で毎日着るワイシャツ。シワになりやすく、アイロンがけが難しいアイテムの一つです。とくに袖や肩など丸みのある部分がかけにくく、シワになってしまうこともしばしば。忙しい朝なんかはシワが思うように取れないと、とくに焦ってしまいますよね。

でもじつは、家にあるいらなくなったフェイスタオルを使えば、アイロンがけが上手くなるんです。簡単なコツをご紹介します。

 

●古いアイロン台をタオルでボリュームアップ

長年使っているとアイロン台がへたってきて、シワが出やすくなってきます。そこで、カバーが外せるアイロン台の場合、タオルを使うことでボリュームアップさせることができます。

まずカバーを外します。フェイスタオルを畳んでおいて丸みを出します。

再びカバーをしてアイロンをかけると、丸みの必要な肩部分や、襟のアイロンがけが一気にやりやすくなります。ボリュームアップさせるのは、アイロン台のとがっていない方がオススメ。肩をアイロンがけしたりするときに丸みにフィットします。

古いアイロン台でも、ちょっとした手間できれいにシワ伸ばししやすくなるので、オススメのワザです。

袖や襟のアイロンがけがラクになるアイテム

アイロンがけの中でも、袖部分はシワがでやすくタック部分のアイロンがけも難しい場所ですが、袖用の細長い形のアイロン台「袖万十(そでまんじゅう)」を使うときれいに仕上がります。手芸店で手に入るこのアイテムも、じつは家にある不用品でつくることができます。

●袖用アイロンアイテムのつくり方

つくり方はとても簡単。まずは、ラップ芯にガムテープでフェイスタオルを固定します。

そこに、古タオルを硬めに2枚分クルクルと巻きつけます。

最後はいらなくなった靴下をかぶせれば完成。

靴下はきつめに端をしばってください。

●袖に通して使えば立体的に

メインの使い方は袖。袖に通してアイロンをがけします。肩部分に折り目ができず、立体的に仕上げることができます。

袖口やタック部分もシワが寄りにくく、キレイに仕上がります。

●肩や襟もシャキッと仕上がる

また丸みができるので肩、襟などもシワ伸ばししながらアイロンがけができるのでシャキッと仕上がります。

子ども用の小さいブラウスには、短いラップ芯で作ると使いやすそうですね。

●スチームアイロンにも

スチームアイロンを使用している場合も使用できます。シワが伸びにくい場所に手づくり袖万十を通して、アイロンをかけることができます。袖万十の重みで布が伸びやすく、シワが取れやすくなります。

 

「シワが取れない」ちょっとした毎日のストレスも、ほんの少しの工夫で、短時間できれいにアイロンがけができるようになります。

ポイントは丸み。アイロン台にタオルで丸みを出したり、丸みのあるアイロンアイテムを使うことで、ワイシャツのアイロンがけが一気にラクになりますよ。