昨今、多くの人生の大先輩たちがSNSと上手に付き合っています。今回ご紹介するのは、ツイッターのフォロワー10万人を超える87歳の溝井喜久子さん。溝井さんのツイッターとともにある1日について教えてもらいました。

ツイッターのおかげで毎日発見があります。87歳溝井さんの暮らし

「なんでもまずはやってみる、というのが私のモットー。SNSやスマホなど、新しいものはすぐ試したくなっちゃうんです」
タブレットを手にそう語るのは溝井喜久子さん、87歳。子どもが独立し、7年前に夫を亡くして以降、戸建てでひとり暮らしをしています。そんな溝井さんはツイッター界隈では有名人。フォロワー10万人超えの“インフルエンサー”なんです。

iPadで日々の食事を投稿する溝井さん<写真>

「60代に株式投資を始めたことをきっかけにパソコンを開始。12年前に始めたツイッターは暮らしに欠かせないものになっています」
多いときには1日60回投稿することもあるそう。「SNSのおかげで、ひとり暮らしも退屈しません」と溝井さん。画面を見てほころぶ笑顔が本当に楽しそうです。

●新しいガジェットはどんどん試してみる

愛用のiPadは各部屋に1台ずつあるという溝井さん。

「1台で調べものをしながら、もう1台でツイートします。だって、不確かな情報を世界に発信するわけにいかないでしょう?」

疑問が浮かんだら即調べる…その考え方が若くいられるコツです。

●溝井さんのツイッターとともにある1日

コロナ禍でもあり、溝井さんの生活は自宅中心。それでも1日のスケジュールはぎっしりです。

【溝井さんの1日】

5:00 起床。布団の上でツイッターのリプライを読み、返信
6:00 朝食の準備、食卓の写真を撮りツイッターに投稿
7:00 朝食。連続ドラマを観たり、新聞などを読む
9:00 庭の草むしりや鉢植えに水やりをする
11:00 昼食準備。食卓の写真を撮りアップ
12:00 昼食
13:00 ツイッターを読み返信などをする
14:00 庭の散歩、撮影などをしてツイッターに投稿
15:00 お茶休み。コンビニ支払いや買い物などをする
17:30 夕食準備。食卓の写真を撮りツイッターに投稿
18:00 夕食。お風呂に入ったり、読書やツイッターをする
22:00 就寝

 

若い頃から続けている習慣も大切にし、新しいことにはどんどん挑戦! 溝井さんは刺激ある日々を過ごしていました。