(写真左から)元光GENJIの内海光司、ジャニーズJr.の小川優

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ジャニーズJr.の小川優が20日、東京ドームシティ(シアターGロッソ)において、主演舞台『淡海乃海−現世を生き抜くことが業なれば−』の初日会見を開いた。

その取材会場には、小川の他に、共演者の内海光司、賀集利樹、小宮孝泰、武田智加(HKT48)、そして、舞台演出の松多壱岱氏が同席。そこでは、小川の初主演舞台への意気込みが聞けたほか、80年代のアイドルグループ・光GENJIのメンバーだった内海との、稽古場エピソードも話題になった。

小川は「大先輩の内海さんことです」と話し始め、「最初にお会いしたときに『初めまして』と挨拶しました。そのとき、どんな方なんだろうと思ったり、怖いイメージもありました。でも、それは違って、とても気さくに話して下さって、大先輩なので失礼な言い方かもしれませんが、お兄ちゃんみたいな感覚もありました」と第一印象の変化を語った。

思い出したのは、お茶目なところだという。「内海さんは、ご自分で『俺、スゴイ人見知りだから…』って仰るんですが、絶対ウソだと思います(笑)。その言葉だけは、申し訳ないですが、今も信用できません」と顔をのぞき、笑って指摘した。


▼ 「間違えたわけじゃない。これが本当の衣装です」と語っていた、内海



「僕だけに限らず、他の方にもフランクに話しかけていました。ヤクルトをみんなに『あげる、あげる、持っていって』と配って、まるでジャニーさんのようでした。それをキッカケに、内海さんと話しが出来る共演者の方も増えたと思います。あとは、稽古が終盤に差し掛かったとき、自分の席に戻ると、食べ物が置いてあるんです。ふっと横を向くと、内海さんがいらっしゃって『食べていいよ』と声をかけて頂きました。それから毎日、いつも違う食べ物が置いてあるんです。こうやって、気さくに接してくださる、優しいお兄ちゃんのように思えました」と現場で気遣ってもらったことを紹介。「本当に、いつもありがとうございました」と改めて、感謝の気持ちを伝えていた。

転生時代劇ドラマである本作は、二度の舞台化を経て、今回は、初演版に新たな要素も取り入れ、大胆にリメイクされている。

主演の小川は「普通の歴史のものと違った、50歳だった現代の俺が転生してきた。そんな奇想天外なことだからこそ、起こりえる面白さを楽しみにしながら見に来てほしいです」と促していた。

舞台『淡海乃海−現世を生き抜くことが業なれば−』は、東京ドームシティ(シアターGロッソ)を会場に、5月20日から5月29日まで上演。


▼ (左から)小宮孝泰、内海光司、小川優、賀集利樹、武田智加


▼ 小川優


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舞台『淡海乃海−現世を生き抜くことが業なれば−』 - 案内WEBサイト