逆転でのスクデット戴冠へ…L・マルティネスが意気込む「勝ち続けるだけ」

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 インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが5月1日に行われたセリエA第35節ウディネーゼ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第34節終了時点で勝ち点「72」の2位インテルは、5月1日に行われた第35節でウディネーゼと対戦。同節で首位に立つミランが勝利したため、是が非でも勝ち点3が欲しいインテルは12分にMFイヴァン・ペリシッチのゴールで先制に成功すると、39分にFWラウタロ・マルティネスが追加点を挙げた。その後、1点を返されたものの、試合はこのまま2−1で終了。ミランとの勝ち点「2」差は変わらず、インテルは残り3試合での逆転優勝を目指す。

 同試合で1ゴールを決めてチームの勝利に貢献したL・マルティネスは「ウディネーゼはアグレッシブに戦い、タフでフィジカルの強いチーム。このようなプレーで勝ちたかったし、このまま上位にとどまっていられるから嬉しい限り」と披瀝。また「プレッシャー云々ではなく、自分たちのプレーをして勝ち続けるだけ。順位表で引き離されている僕たちにできるすべてだ」とスクデット戴冠へ意気込みを示した。

 同じ街の“ライバル”ミランを勝ち点「2」差で追走するインテル。残り3試合での逆転優勝を目指す“ネラッズーロ(黒・青)”のL・マルティネスは「このチームでは全員が同じ目標に向かって戦っているし、残り3試合は重要な試合になる。今の首位はミラン。この試合に勝ちたかったし、彼らが勝ち点を落とすことを望んでいた。重要なところで勝ち点を落としたのは僕たちだから、これが今できること」と他力本願も厭わない考えを口にしている。