「殴ってしまいそうと言われ…」婚約破棄をしたエピソード6つ
結婚の約束をしたものの、ある出来事をきっかけに婚約破棄になってしまった……。そんな経験をした人たちがいます。一体なぜ婚約破棄にまで至ってしまったのでしょうか? 実際のエピソードを通じて、紹介します! 婚約中の方も同じ間違いを起こさないよう、ぜひ心に留めてください。
婚約破棄になったエピソード6つ
マリッジブルーによる婚約破棄
マリッジブルーも影響する結婚直前の時期。「本当にこの人で大丈夫だろうか」と不安が膨らみ、つい他の異性に目移りしてしまうのかもしれません。そこに本気の恋愛感情がなくても、バレてしまえば浮気です。婚約破棄になるのも、仕方がないでしょう。
・「彼の仕事の都合で遠距離恋愛になり、1年程経ったときのことです。寂しさと結婚への不安から、アプリで知り合った男性と一緒にカラオケに行ったことが婚約者にバレてしまい、『浮気だ。もう君とは無理だ』と婚約破棄を言い渡されました。弁解をしましたが聞き入れてもらえず、慰謝料請求も受ける始末。その人とは遊びに行っただけということでなんとか慰謝料は免れました」(28歳/女性/会社員)
婚約相手が他の女性を好きになり婚約破棄
レアケースかもしれませんが、婚約中に他の相手を好きになってしまい婚約破棄というエピソードもありました。「鉄は熱いうちに打て」とはよく言われますが、付き合いの長さに機を逸してしまう恋愛もあります。早すぎて相手を知らずに結婚してしまうのも問題ですが、2人の気持ちが熱いうちに結婚してしまうべきだったのかもしれません……。
・「お互いの両親に挨拶まで済ませたのに。式場の日取りを決める直前に、彼が友達の結婚式の二次会に参加。そこで好きな人が出来たと言われ婚約破棄になりました」(41歳/女性/会社員)
浮気を目撃し婚約破棄
浮気を目撃してしまったという衝撃的なエピソードもありました。マリッジブルーだったのか、本気の恋愛だったのかは闇の中。そこには浮気の事実しか残りません。実際に目にしてしまってはダメージも大きいことでしょう。
・「婚約中の彼女が男性と手をつなぎながらホテルに入るところを目撃した」(56歳/男性/自営業)
金銭トラブルで婚約破棄
金銭トラブルは結婚に大きな影響をもたらします。金銭感覚の相違で済むレベルかどうか、相手を見極める必要があるでしょう。お金を使い込むタイプだと結婚前に気付けたのは不幸中の幸いかもしれません。
・「当時39歳のときに婚約して同棲していたが、自分の母親の入院が長引いており、経済的に余裕がなかった。この状況で婚約者は、内緒で仕事を辞めていながら、2年も仕事に行くフリをして遊んでいたのが発覚。婚約破棄となった。更に自分のカードも無断で使用していたのも理由だったので、酷い目にあった」(49歳/男性/会社員)
宗教絡みの親族で婚約破棄
宗教に関しては、お互いに理解を持って結婚の話を進めていくべきです。たとえ本人が信仰しているわけでなく、親族であっても、その習慣や教えが結婚相手に影響するのは間違いありません。話し合いをせずに婚約してしまったことが、破局の原因ともいえます。
・「婚約していた彼氏と両家顔合わせの話になったときの話。両親の話よりも先に「先祖のお墓に挨拶してほしい」と言われた。違和感を持って色々話をすると、彼の母親が新興宗教を信仰していることが分かった。これを逃したら結婚するチャンスはないかもと思ったが、将来困るよりはマシだと思い、婚約破棄をした」(34歳/女性/会社員)
ハラスメント傾向で婚約破棄
結婚にあたって「少しでも手をあげる人はNG」と決めている人は多いはずです。1度でもパワーハラスメントがあれば、繰り返す可能性は否定できません。また言葉によるモラルハラスメントも同様です。リスクを察知し、婚約破棄をする選択は正しいでしょう。
・「喧嘩した際に『このままでは殴ってしまいそう』と言われた。このまま結婚しては危険だと思い、婚約破棄」(27歳/女性/会社員)
慰謝料を請求されるケースも
婚約破棄はする側・される側どちらも心のダメージを受けます。いくつかエピソードを紹介しましたが、そう簡単にことが進むわけではないでしょう。
中には慰謝料を請求されるケースもあります。
・婚約指輪がある場合
・寿退社をした場合
・両家顔合わせが済んでいる場合
・結婚式場を予約していた場合
など、婚姻関係にあった事実が認められれば、請求が認められます。結婚の約束も、婚約破棄も慎重に行わなければなりません。
婚約破棄のエピソードから教訓を得よう
今回寄せられた意見の中でも、一番多かったのが男女関係のもつれに関するエピソードでした。浮気や心変わりに関するボーダーラインが人によってまちまちなのも、エピソードの中で注目したいポイントです。
他にも金銭問題、宗教、ハラスメント傾向と、要因はさまざま。大きく括ると相手の結婚に対する適性に疑問を感じたのが、原因の1つであるといえるでしょう。価値観の相違ともいえるかもしれません。結婚を前提とすれば、ただの恋人でいるときには目につかなかった部分に着目してしまうのは、自然なことです。お互いのために離れる選択肢も、ときには必要でしょう。