株式会社NTTドコモ、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（CTC）、株式会社MOYAI（MOYAI）の3社は、マーケティング、人流解析、監視などを目的としたIoTカメラソリューションの提供について、協業を開始すると発表した。近年のネットワークカメラの高画質化や小型化により、監視や見守り、そして人流解析や店舗での行動分析、遠隔監視による業務効率化、withコロナ時代の「3密」回避といったカメラの活用法に注目が集まっているという。しかし、カメラの設置に伴うネットワークの手配や電気・配線工事に多くの時間とコストが掛かるというネックがあり、これを解決するために配線工事が不要で短期間で導入できるIoTカメラソリューションの開発が決められた。本ソリューションでは、MOYAIのLED一体型高機能ネットワークセンサー「IoTube®（アイ・オー・チューブ）」にドコモの4Gネットワーク回線のSIMカードを組み込み、ネットワークを通して収集した動画のリアルタイムな閲覧やAI（人工知能）による動画解析を短期間で実現する（CTCは、データの保管やデバイスマネジメント、閲覧インターフェイスの開発に加えて、本プラットフォームのサービス運営を担う）。これにより、電気・配線工事が不要で、既存の蛍光灯と取り換えるだけで店内や車両内などの様子を撮影できる低コストで便利なIoTカメラが提供できるようになるとしている。なお、本ソリューションは、2022年春の提供開始を予定している。発表資料
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/11/22_00.html
2021/11/22