見た目年齢に直結!「ふんわり分け目」でマイナス5歳がかなう
暑い夏が終わり、気になるのは紫外線でダメージを受けた髪の毛。髪の毛に元気がないと、一気に疲れて老けて見える危険性が!
「見た目の若々しさをいちばん左右するのは分け目なんです」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター八木花子(八木ちゃん)さん。
ここでは、一気に若見えする「ふんわり分け目」のつくり方を教えてもらいました。
「ふんわり分け目」のつくり方
分け目ぺたんこは老けて見える簡単テクニックで解消
さとゆみ:若く見えるヘアスタイルというと、いろんなポイントがあるのですが、いちばん見た目に直結しやすいのは、やっぱり分け目ですよね。
八木ちゃん:そうですね。分け目がぱっくりついていると、その分け目部分の地肌が気になると思います。
分け目をまっすぐつけると、分け目が目立って、寂しい印象
さとゆみ:分け目がしっかりついていると、トップにボリュームが出なくて、なんとなく寂しい印象になるんですよね。
八木ちゃん:これまでも、分け目をふんわりさせるコツは何度かお伝えしてきているのですが、今日は、また別の簡単テクニックを2つお伝えします。
●ドライヤーは髪の流れと逆方向からあてると根本がふんわり
八木ちゃん:まずは、分け目をとる前に、ドライヤーで普段流す方向とは逆方向に乾かしておくこと。だいたい髪が乾いてきたなあと思うタイミングで、分け目と逆方向から髪をかきあげるようにして、ドライヤーの風をあててください。
流したい方向と逆方向にドライヤーの風をあてる
さとゆみ:根元を立ち上げる感じ?
八木ちゃん:そうです。毛流れに逆らうように乾かしてから分け目をいつもの場所でとると、根元がふわっとするんですよね。
一度反対方向に毛流れをつくることで、
さとゆみ:これは、簡単!
●ボリュームアップで一気に若見え!分け目を逆にするのもおすすめ
八木ちゃん:もうひとつおすすめなのは、そもそも普段と逆側で分け目を取ること。
いつもとは逆の分け目にすると、自然とボリュームが出やすい
さとゆみ:これ、わかります。雑誌の撮影などでも、モデルさんに普段と逆の分け目で分けてもらうと、ぐっとボリュームが出て、若々しい印象になることがありますよね。
八木ちゃん:人によっては、つむじの位置などで、どうしても逆で分けられない人もいると思うのですが、たいていの場合は、乾かすときから、逆に流していくと、普段とは違う分け目でも流れるようになりますよ。
さとゆみ:顔まわりの髪って、印象に残りやすいから、分け目を変えるとイメチェンできたりするんですよねー。
八木ちゃん:簡単なテクニックなので、ぜひやってみてください。
<撮影/林絋輝 モデル/木庭弥生 取材・文/佐藤友美>
●教えてくれた人
【佐藤友美さん】
1976年北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター&エディター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。歯切れのいい解説で、テレビ、ラジオ番組などで活躍。著書に『女の運命は髪で変わる
』(サンマーク出版)、『髪のこと、これで、ぜんぶ。
』(かんき出版)
【八木花子さん】
1979年静岡県藤枝市生まれ。人気ヘアサロンMINX銀座店
の美容師。自宅での手入れが簡単で、個性を引き出すヘアスタイルが得意。悩める大人女性へのアドバイスや提案が適切で、MINXの中でも絶大な人気を誇る。国内外セミナー、TV出演、アート雑誌の連載等活躍は多岐に渡る。