使ったものが放置されたまま。片づけてもすぐに引き出しの中がぐちゃぐちゃ…そんな収納の悩みは、ちょっとしたコツで解決できるんです!
収納や掃除が得意な人気インスタグラマーさんたちに、手間をかけずにすっきり片づくワザを教えてもらいました。

片づく収納は最初の仕組みづくりが大切



一度ルールを決めてしまえば、ほったらかしでも散らからない&片づけがラクになるアイデアが続々!

●野菜室は紙袋で仕切ると掃除いらず




クリップでとめるのがコツ

野菜は種類別で紙袋に収納。泥汚れや野菜くずが直接つかないので、冷蔵庫のきれいをキープできます。
「クリップで袋同士をとめると、グシャッとなりません」(Ayakaさん)

●ダンクシュートスタイルで片づけの手間なし




フタなし&棚の上部と隙間のできるボックスでジャンル分けだけしておけば、あとは適当に放り入むだけ。
「中はごちゃついていても(笑)、見た目はすっきりです」(なつこさん)

●子どもの食器はまとめておくとお手伝いしやすい




引き出し1段分を丸ごと子どもの食器専用に。
「パッと見渡せるようにしたら、子どもたちが自分で出し入れできるようになり、お手伝いの機会が増えました」(Ayakaさん)

●洗面所の掃除道具はあえて出しっぱなしに




ブラシ類はコップに立てて、見えるところにスタンバイ。
「汚れが気になったらワンアクションで掃除に取りかかれるので、いつもキレイな状態を保てます」(大木聖美さん)

●家族のものは手を出さず、ほったらかしに



家族が出しっぱなしのものは、“片づけてね〜”とひと声かけたら放置。
「週末までそのままだと雷を落としますが、それまでは多目に見て、私が片づけはしません」(ハギヤマジュンコさん)

家族が家で過ごす時間が長くなったら、いつもより部屋が散らかる…そんなときこそ、家族が自然と片づけられる収納づくりが効果大。達人のアイデアを参考に、ほったらかしでも散らからない家づくりを目指しましょう。

<取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【Ayakaさん】



7歳の男の子、4歳の女の子の母として日々奮闘中。お掃除スペシャリストの資格をもち、書籍『時間もお金もかけないほったら家事
』(宝島社刊)も出版。@ks._.myhome

【ハギヤマジュンコさん】



整理収納アドバイザー、一級建築士。主婦として、そして小学生ママとして等身大な悩みや、がんばりすぎない「生活感」のある暮らしを発信中。@_cocoti_

【大木聖美さん】



整理収納アドバイザー。「暮らしをラクに楽しく、サステナブルに」をコンセプトに、肩の力を抜いた、自分に優しく心地よい暮らしのコツをわかりやすく提案。@wagamichilife

【なつこさん】



夫と長男(2歳)の3人暮らし。元ハウスメーカー勤務の経験と知識を生かし、2LDKの賃貸住宅ながらDIYで子育てしやすい家にカスタマイズ中。@ntk_ie