『ゴジラvsコング』小栗旬、ハリウッドでの裏話披露 あるシーンに尾上松也「あんな小栗旬観たことない!」
映画『ゴジラvsコング』初日舞台挨拶が2日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、小栗旬、田中裕二、尾上松也、田中みな実、津田健次郎、笠井信輔が登壇した。
ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第3弾となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を経て、<破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突するシリーズ最新作。本作には、人気実力共に日本を代表する俳優へと進化を続ける小栗旬が出演。ハリウッド版『ゴジラ』シリーズ前二作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮を演じる。
ハリウッドでの撮影は「いろいろなことに面食らった」という小栗。リゾート地で宿泊し、平日は撮影、土日は休日だったようで「キャストもスタッフもみんな家族を連れていて、僕も家族と行っていたんですが、休みは『どこ行くの?』ってオススメしていただいたりして楽しかったです!」と笑みをこぼす。すべての撮影が終わった後に、追加の撮影シーンがあったようで「キャラクターごとにいろんなバックボーンの話があったんですが、それがシンプルになっていましたね」とコメントした。
さらに、最初は日本語しか話せない役だったようで「最初は芹沢蓮という名前でもなかったんです。途中からどんどん話が変わっていって、芹沢博士の息子・芹沢蓮という役に最終的に落ち着きました」と裏話もあった。小栗のあるシーンには、親交の深い尾上も「あんな小栗旬観たことない!」と驚いていた。
また、ハリウッドデビューを果たした小栗へ、尾上は「僕の吹き替えの感想がまだない(笑)」と聞く。小栗は、昨日吹き替え版を観たようで「素晴らしかったですよ!すごく役に寄せていった声の作りをされていて、達者な方だなと(笑)」とハニカミ。一方で田中みな実は「ロケ弁ってどんなものでした?」とお茶目な質問を投げかける。小栗は「お弁当は朝の時点でメニューを渡されて、食べたいものをチョイスする感じでした。でも、常に大きなトレーラーでご飯と飲み物が提供されるので、いつも温かいものが食べられる環境でしたね。チキンをよく食べてました!」と明かした。
さらに、田中裕二が「霜降り明星の粗品くんに会うたびに、だんだんあなたに寄ってきてる(笑)」とこぼすと、小栗は「友人から『ジーンズの広告やってる?』って言われたことがあって、俺やってないんだけど…と思って調べてみたら粗品くんだった(笑)」とエピソードを明かし、笑いをさらった。
津田は、ハリウッドでの緊張感について質問すると「初日の緊張感はめちゃくちゃやばかったですね!」と小栗。「いったい自分に何ができるんだろうと。一つのテイクを20〜30テイクずっと撮っていくので、途中からは緊張というより楽しくなっていきましたね」と明かす。続けて、撮影クルーは「めちゃくちゃリラックスしてましたね(笑)それこそ、『俺ここにいて旬にキュー出すから』っていう助監督さんをパッと見ると普通に弁当食べてたり(笑)」と笑顔を見せた。
イベントでは、<破壊神>ゴジラと<守護神>コングにちなみ、「〇〇神です」と答えるコーナーが。津田は「低音ガサガサ神」と答え、田中みな実は「水飲み神。お水を1日3〜4リットル飲んでいるので」と美へのこだわりを披露。一方で小栗は「米炊き神です。キャンプの時は米炊き当番をしていて、それがものすごくいい具合に炊けるんです!」と明かした。尾上はキャンドルにハマっているようで「火の神。キャンドル神。旬くんとリモートで話したりするときもキャンドルのみで会話したり(笑)夜な夜な家に帰ると電気もテレビもつけずキャンドルと向き合ってます」とコメント。小栗は「本当にめちゃくちゃハマってて!時々、キャンドルとともにテレビに焚き火の映像を流してるときもある。ちょっと心配です(笑)」と笑みをこぼした。
映画『ゴジラvsコング』は大ヒット公開中
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