密にならないレジャーで誘客を図ろうと栃木県内の河川では新型コロナ対策の緊急支援事業としてアユの追加放流が行われています。

この事業は新型コロナウイルス対策の県の補助事業、とちぎの水産業緊急支援事業として県が漁業協同組合連合会と行っているもので、県内の川へのアユやマスの放流量を増やし誘客促進を図ります。

6月25日から7月上旬にかけてアユおよそ25万尾が、また7月下旬から12月ごろまでマス類およそ3万尾を追加放流する計画です。

30日は宇都宮市を流れる鬼怒川におよそ15センチから20センチに成長したアユ1万500尾が放流されました。

トラックの水槽から生きのいいアユが勢いよく川に入っていきました。

コロナ禍でも3密にならないとされる釣りなどの屋外レジャーは人気を集めていて、これからのアユ釣りのシーズン釣り客を迎える準備が整いました。