連日2桁の感染者や6月に3件のクラスター発生などを受けて宇都宮市の佐藤栄一市長は29日、市民と事業者に対し、徹底した感染防止対策を呼びかけました。

宇都宮市によりますと5月と6月を比較すると60代以上の割合が減少しているものの、20代から30代の若年層の割合が増加しているといいます。

感染経路が不明の感染者も増加している傾向にあり、気を引き締めなければいけない状況にあります。

6月にクラスターが3件も発生したことを受け、施設別に応じた感染対策の徹底を図る必要があることから、飲食店と教育・保育施設に対し、改めて感染防止対策の通知や店舗訪問などを28日から始めたといいます。

市では経済活動における感染リスクを下げるため、ビジネスPCR検査の利用を進めていて、幅広い検査をすることで感染拡大防止を呼びかけています。

そのほか64歳以下のワクチン接種について60歳から64歳は30日から接種券を発送。

12歳から59歳については7月20日に接種券を一斉に発送するスケジュールを明らかにしています。