彼氏や友達との連絡の手段に、LINEを使っている女性はとても多いですよね。LINEはもはやコミュニケーションに欠かせないツールのひとつ。ですが、相手の顔が見えないので「このスタンプ、どういう意味……?」とか「絵文字がない……、怒っているのかな?」などと、意図を深読みしてしまうこともあるもの。

特に相手が仕事に忙しく、連絡不精な彼氏だったらなおさらです。不満が溜まって「どうして連絡くれないの!私のこと嫌いになったの!?」などと自爆してしまう前に、忙しい彼氏と良い関係を築くための、LINEの仕方を見直してみましょう。

思いやりは大事、でも過剰に気を使うのはNG!

忙しい彼には「LINE送って迷惑じゃないかな?」「ちょっとLINE送り過ぎちゃったかな?」と色々と気にしてしまう女性も少なくありません。毎日忙しく、くたくたに疲れているかも知れない彼を思いやる気持ちは大切ですが、“過剰に気を使い過ぎない”ように注意しましょう。

例えば、「疲れてるかも知れないから、LINEは短めにしよう」と時間を考慮したり『この前体調悪いって言ってたけど、治った?大丈夫?』と心配してLINEをするのは、彼を思いやるゆえの行動ですよね。ですが、同じような行動に見えても「彼に嫌われたくない」という保身が先走ると過剰に気を使ってしまい、似て非なるLINEになってしまいます。

例えば『〇〇くん、遅くにごめんね!迷惑じゃないといいな!もう寝てる?会えなくて寂しいよ〜。忙しかったら返事は気にしないで大丈夫だから!』という様な内容のLINEの場合、思いやりというよりは、“ご機嫌を伺ってる”という印象ですよね。

これが彼の体調を心配するLINEやデートの日程を確認するLINEだった場合でも、「彼に嫌われたくない」という保身が根本にあると、“ご機嫌伺い”のようなニュアンスになり、なんだか卑屈になってしまいます。

中にはご機嫌を伺われて喜ぶ男性もいるかも知れませんが、ヘルシーで対等な恋愛関係を目指すのなら、一方ばかりがご機嫌を伺う関係は対等ではありません。付き合っているのならLINEを普通に送ること自体がダメなことはありませんので、『過剰に気を使わない』で、LINEをしてみましょう。

次のページでは、程よいLINEの「距離感」について考えていきます。

ベストなLINEの頻度を探ろう

LINEをする頻度は、個人差がかなりあるものですよね。友人や恋人と1日中LINEをする人もいれば、数日に1回や、1週間に1回程度でいいという方もいます。忙しくても彼女とマメにLINEしたい男性もいれば、忙しいとぱったりと音信不通になる男性も。

あまりLINEをしない彼氏を持った場合、「私の彼は忙しくても毎日LINEしてくれるよ〜」という友人がいると不安になってしまうことも。ですがLINEの頻度と愛情は比例しないものです。

カップルの関係性がカップルの数だけあるように、ベストなLINEの頻度も、それぞれのカップルによって違うもの。「普通は1日1回はするでしょ?」「付き合ってて1週間もLINEしないなんてあり得ない」などの先入観をなくし、彼のLINEの頻度やタイミングを見つつ、ふたりにとって心地良いLINEの頻度を探りましょう。

できるだけ感情的なLINEはやめておく

仕事で忙しい彼氏と連絡が滞ってしまうと、不安に駆られて、普段は冷静なのにメンヘラ化してしまう女性も少なくありません。特に生理の期間などはホルモンの影響で情緒不安定になり、暴走してしまいそうになることもありますよね。

ですが、忙しい彼氏相手に感情的なLINEはおすすめしません。忙しくて仕事のことしか考えていなかった男性が、ふと休憩中にLINEを見て『最近、全然LINEくれないね…。もう嫌いになったの?別れたい?』というようなLINEが彼女から来ていたら焦ってしまいます。

『忙しいだけだよ!』と彼氏がフォローのLINEをしてくれるうちはいいのですが、何度もそれが積み重なると返信をするのも気が重くなり、それが引き金となってお別れ……ということにもなりかねません。LINEのコミュニケーションは次に会うまでのつなぎと考えて、重要な話や感情的な話はできるだけ会った時に直接伝えるようにしましょう。

仕事が忙しいと他のことには頭が回らない男性も多い。

すでに信頼関係が築けている相手なら、LINEのすれ違いなども少ないもの。ですが、付き合って間もない相手だったりすると、色々と深読みしてしまいますよね。忙しい彼氏とのLINEに不満を感じていたら、一度話し合ってみると良いかも知れません。

取材・文/まなたろう

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