2021年のお花見トレンド4つ!おうち花見だけじゃない、コロナ禍ならではの過ごし方とは…

今年はどうする?2021年のお花見事情

今年もやってきた、お待ちかねのお花見シーズン。春には欠かせないイベントですが、昨年は緊急事態宣言の影響で “おうち花見” や “オンライン花見” という新しい楽しみ方が登場しました。残念ながら、今年も例年のようなお花見はしづらい状況にあります。

はたして、みなさんはどのように過ごすのでしょうか? macaroni 読者140人を対象にアンケートを実施し、macaroni 編集部が2021年のお花見トレンドを予想してみました!

今年は記録的な開花の早さ。東京の満開予想は3月23日

今年は全国各地で観測史上最も早い開花が記録されているようで、3月11日に広島からスタートし、12日に福岡、14日には東京、島根、長崎と続きました。

東京は3月23日(火)に満開になると予想されています。

約40%の人がお花見をする予定!

今回実施した「お花見の過ごし方」アンケートでは、約40%の人がお花見をする予定と答えました。残り60%の内訳は「しない」と「決めていない」の意見が半々です。

お花見をする人のなかでは、人混みを避けた「公園(禁止区域を除く)で過ごす」が半数でしたが、おうちのベランダや飲食店のテラス席、キャンプ場という回答も。

「飲食はせずに桜を眺めるのみ。食事は帰宅してから家族でゆっくりと」と、散歩やサイクリングで人との接触を避けながら、その場では食事をしないと決めている人も少なくありません。“桜を見る” という本来の目的にそった、素敵な過ごし方ですね。

それでは、macaroni 編集部が読み解く2021年のお花見トレンドを見ていきましょう!

1. ラグジュアリーホテルで “おこもり花見”

昨年に引き続き、インドア花見が話題に上がっていますが、今年はさらにグレードアップ。自宅ではなくホテルステイをするのがトレンドのひとつとなりそうですよ♪

たとえば、リーガロイヤルホテル大阪では、1日1室限定で2021年3月20日(土・祝)から4月30日(金)まで販売される「日本の春を楽しむ~桜スイートで “おこもり” お花見プラン~」が開始されます。

天井まで届く桜のアートフラワーを愛でながら、家族や友人とプライベートな空間でおいしいお酒とともにインドア花見を楽しめますよ。

ホテル特製花見メニューを堪能

また桜の開花に合わせて新設した、スイートルームでお花見気分を味わえる体験型宿泊プランも登場。

ホテルニューオータニ大阪では、2021年3月18日(木)~4月25日(日)の期間、1日1組限定で「SAKURACATION~お部屋でお花見ステイ~」が販売されています。ホテル特製お花見弁当も味わえますよ。

東京のホテルでも、続々と特別プランが登場しているのでチェックしてみてくださいね。

2. オープントップバスやクルーズで “ライド型花見”

人混みを避けてお花見を満喫できる、ライド型のお花見スタイルも人気急上昇!

横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズでは、桜とともに春の訪れを楽しむ「さくらクルーズ」を含む、宿泊プランの販売が開始されました。お昼は水上からのんびりと桜並木をゆっくりと眺め、夕食はホテルで海の幸の特別メニューを堪能できます。

オープントップバスで換気対策も万全

また西日本鉄道株式会社では、2021年3月20日(土)から福岡市内観光2階建てオープントップバス「FUKUOKA OPEN TOP BUS(フクオカオープントップバス)」の運行を再開!

約1,000本の桜が咲き誇り、名所として知られている福岡城跡の桜並木を眺めることができます。屋根のない開放的なオープントップバスなので、換気対策も心配ありません。

人力車やタクシーで知られざる名所に

ホテルニューオータニでは、桜の見ごろの時期に合わせて、密を回避しながら都内の桜の名所を巡る宿泊プランがスタート。

ひとつ目は、知識豊富な俥夫(しゃふ※)が都内の桜の名所を案内してくれる「人力車90分コース付宿泊プラン」。

ふたつ目は車窓から桜を眺める「お花見タクシー付宿泊プラン」。観光ガイド資格を持つ選抜乗務員が、同じく都内の桜の名所を巡ってくれます。定番スポットに加え、ドライバーだからこそ知っている風景を見ることができますよ。

※人力車をひくことを生業とする人のこと

3. キャンプや宿泊施設で “アウトドア花見”

ここ一年は、広々とした自然のなかでリフレッシュできるアウトドアが空前のブームを巻き起こしています。その波にのり、キャンプや宿泊施設で貸切お花見ができるプランが登場!

埼玉県にある「ときたまひみつきちCOMORIVER(コモリバ)」では、桜の木の下の専用エリアで、持ち込みBBQやお花見ができる区画貸しプランを展開。

目の前に清流が流れる河原と桜並木という絶好のロケーションで贅沢なプライベートお花見を堪能できますよ。

ウッドデッキ付きの部屋でBBQ

また、静岡県浜松市にあるアウトドアコンセプトの宿泊施設「365BASE outdoor hostel(ベースアウトドアホテル)」では、ウッドデッキの付いたお部屋からプライベートお花見とBBQを体験できます。

写真のキャンピングドミトリーのお部屋は最大10人宿泊できるので、限られた友人や家族でのレジャーによさそうですね。

4. “おうち花見”は去年よりさらに贅沢に

ここまで紹介したように、コロナ禍でのお花見スタイルは多様化。ただやはり、おうちや近隣での花見を楽しむ人が多いようです。とはいっても、去年と一緒ではつまらない……。食事を少しグレードアップさせるのがポイントになりそうですよ。

たとえば、高級ホテルや飲食店から発売されているお花見弁当やスイーツ。ホテルニューオータニ(東京)から販売される、事前予約制のデリバリー可能な「SATSUKIスイーツBOX」がおすすめです。

デリバリーだけでなく、ホテルの正面玄関に停めた車の中でスイーツを受け取れる、ドライブスルーサービスも利用できますよ♪

株式会社ベストブライダルが運営するレストラン、表参道の「VINO BUONO(ヴィーノボーノ) 」をはじめとする各店では、こんなに豪華な花見弁当が販売開始!プロならではの華やかな盛り付け、自分では作れないおいしさを体験できますよ。

ホテルや有名店でなくても、近所のレストランで特別なテイクアウトメニューが始まっていないか調べてみるといいかもしれません♪

楽しく安全にお花見を

コロナ禍では二度目のお花見シーズン。今年は昨年に比べて準備期間が長かった分、多種多様なプランが登場しているようですね。

この記事でご紹介した以外にも、アイデアは盛りだくさん。お好みのスタイルでお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。くれぐれも感染症対策は万全に、まわりの迷惑にならないよう過ごしましょう。

文・倉持 美香(macaroni 編集部)