菅義偉首相

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 菅義偉首相が8日にテレビ朝日「報道ステーション」に出演。生放送前にスタジオでインタビューに応じた内容が放送された。菅首相は東京で新型コロナウイルスの新規感染者が2日連続2000人超の危機状況について、専門家からは飲食店が原因のひとつではないかと指摘されていると説明。富川悠太アナウンサーが「12月に東京都に対し、分科会などが午後8時の時短要請前倒しを提案していたが、10時のままだった」と問うと、菅首相は電話でも小池百合子知事に「午後8時でお願い」したところ「しかしそのとき知事は他の方法で努力しますということを言われてました」と明かした。

 【以下、番組でのやりとり】

 富川アナ「飲食に関しましては、12月に東京都に対しまして、分科会ですとか西村大臣から、8時の時短要請前倒しを、提案ベースですが、していたと。ただ10時のままでした。こういったことは原因として挙げられるんでしょうか」

 菅首相「原因と言うより、私どももそこは分科会にお願いをしたんですけど、東京は東京のやり方でやりたいと。例えばイルミネーションを消すとか、いろんなことをやられたんだと思いますけども、ただ一貫して分科会の先生方はやはり8時、そこは強く要請されていたのかなと思ってます」

 富川アナ「なかなか総理と小池知事で膝をつき合わせて話すような場面というのは、お互いコロナ対応で忙しいというのはありますけども、なかなかそういう場は設けられなかった」

 菅首相「いや電話では。いろんなこと、いま言われてますけど、よく電話はしてます」

 富川アナ「そうなんですね。そのときに時短営業に関しては」

 菅首相「私、その時も8時でお願いしたいと言うことは申し上げました。しかし、そのとき知事は他の方法で努力しますということを言われてました」

 富川アナ「結果的に小池知事をはじめ1都3県の知事が、総理にお願いする形で緊急事態宣言を発出するという運びになりましたけれども、今となって考えると、もっと早く緊急事態宣言を出すべきだったという、感覚としてはいかがですか」

 菅首相「ここはいろんなご批判もあろうかと思いますが、私自身が判断しましたのはやはり年末の1300人。あの数字を見たときに、そこは判断をしなきゃならないのかなと思いました」