第4世代「iPad Air」フォトレビュー、iPad Proと同じ新デザイン&最新A14 Bionicチップ&Touch ID採用のいいとこ取りタブレット
iPad Proと同様の新デザインに生まれ変わり、iPhone 12/12 Proと同じ最新のApple SiliconであるA14 Bionicを搭載しているのが、第4世代「iPad Air」です。iPad Proよりも安く、それでいて中身も外見も全く新しいものに生まれ変わっているということで、さっそく開封してそのデザインをじっくり確かめてみました。
iPad Air - Apple(日本)
第4世代「iPad Air」のパッケージはこんな感じ。
透明のビニールに覆われているので、側面にある矢印マークのついたペラペラを引っ張って破きます。
パカリ
iPad Airの下にはユーザーガイドと……
電源アダプタ&USB-C対応のLightningケーブル。
本体を覆う半透明のフィルムをはがすと……
第4世代iPad Airが姿を現します。ディスプレイは10.9インチLiquid Retinaディスプレイを搭載しており、解像度は2360×1640ピクセル、画素密度は264ppi。サイズは縦247.6mm×幅178.5mm×薄さ6.1mmで、重さは458gです。
iPhone X以降のような切り欠き(ノッチ)はなく、インカメラはベゼル部分に収納されています。インカメラは暗所での撮影性能が向上した7メガピクセルのFaceTime HDカメラです。
本体カラーはスペースグレイ・シルバー・ローズゴールド・グリーン・スカイブルーの5色展開で、ストレージは64GBと256GBが用意されています。今回はWi-Fiモデルのスペースグレイ・64GBモデルを購入しました。
メインカメラはFocus Pixelsに対応した12メガピクセルのもの。
背面中央のAppleロゴは鏡面仕上げ。
下部には「iPad」という文字と、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioなどの専用アクセサリと接続するためのSmart Connectorがあります。
天面部分にはスピーカーとトップボタン。
トップボタンには指紋認証機能の「Touch ID」が組み込まれているからか、素材が筐体部分とは異なります。
底面にはスピーカーと、充電/同期用のUSB-Cコネクタ。
左側面には特に何もなし。
右側面には音量調節ボタン、第2世代Apple Pencilを充電するための磁気コネクタ。
第4世代iPad AirはApple初のトップボタンにTouch IDを搭載したモデル。初期設定時には以下のようにTouch IDを使用するために指紋を登録することが推奨されます。
指紋の登録は簡単で、画面の指示に従ったトップボタンを何度もタッチするだけ。
ただし、初期設定時にはトップボタンをしっかりと指で覆えていなかったため、以下のようなエラーメッセージが何度も表示されました。
エラーメッセージが何度も表示されたため正しく動作するのか不安だったのですが、実際にTouch IDを使ってiPad Airのロックを解除してみると、爆速でロック解除可能かつ精度も抜群で、認証に手間取ることは一切ありませんでした。実際に第4世代iPadのTouch IDで端末のロックを解除する様子は、以下のムービーでチェックできます。
第4世代iPad Airのトップボタンと合体したTouch IDを使うとこんな感じ - YouTube
なお、iPad AirはWi-Fi・64GBモデルが税別6万2800円、Wi-Fi+セルラー・64GBモデルが税別7万7800円、Wi-Fi・256GBモデルが税別7万9800円、Wi-Fi+セルラー・256GBモデルが税別9万4800円です。