Googleストリートビューを使うと、今いる場所から一歩も動かなくても世界中の町並みや観光名所を訪問することができます。しかし、自分が好きな場所を見られるということは、自分以外の人たちも好きな場所を見ているということ。ひょっとすると、ストリートビューの撮影が行われたときに自宅の玄関やガレージを開けっぱなしにしていて、見られたくないものが映り込んでしまっている可能性もあります。こうしたプライバシー保護などのために、ストリートビューには、ぼかしをかけるための申請フォームが用意されています。

How to blur your house on Google Street View (and why you should)

https://mashable.com/article/how-to-blur-your-house-on-google-street-view/

事前に、自宅をストリートビューで見える状態にしておき、左上の三点アイコンをクリック。表示されたメニューの「問題を報告」をクリック。



すると、以下のような申請フォームが開くので、プレビューでぼかしをかけて欲しい場所が中央に来ているか確認し、ぼかしを施したいオブジェクトとして「自宅」を選択。ここでは例として東京駅を持ってきていますが、プレビューに複数の建物が入ってわかりにくい場合には、テキスト入力欄に「赤い扉の家」などGoogle側がどの家なのか識別しやすい情報を入力します。その後、メールアドレスを入れて、reCAPTCHAのチェックを入れ、送信すればOK。



その後、Googleから補足情報を求める連絡が来ることがあるので、やりとりを行って必要な情報がそろえば、ぼかし処理が行われます。なお、処理はただちに行われるわけではありません。また、ぼかしは一度施すと外すことができないので、注意が必要です。

上記の方法はPCのブラウザから行ったものですが、アプリ版では画面左上にある三点アイコンをタップすると同じように「問題の報告」が出てきて、申請を行うことができます。