ついにメッシがバルサを離れるのか。世界中がその動向に注視している。 (C)Getty Images

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 スペイン中がこの話題で持ち切りだ。

 現地時間8月25日、バルセロナのリオネル・メッシがFAXでクラブに退団の意思を伝えたという。母国アルゼンチンのメディア『Tyc sports』が一報を伝え、スペイン紙『MARCA』などが一斉に続いた。

 記事によれば、バルサと2021年6月までの契約を結んでいるメッシだが、今年の6月10日までなら自由に契約を解除できる条項が付帯されており、コロナ禍によって異例のシーズンになったことを理由に、このオプションを認めるように主張しているという。

 もし、これが認められれば、契約解除金が7億ユーロ(約875億円)を支払うことなく、フリーでの移籍が可能となる。そうなれば、5000万ユーロ(約62億5000万円)とも言われている高額なサラリーの負担があっても、手を挙げるクラブは当然出てくるだろう。
 
 そんななか、現在は政治家に転身しているスペイン人の名物ジャーナリスト、ビセンテ・アスピタルテ氏が、自身のツイッターで次のような見解を示した。

「メッシには基本的に2つのオプションがある。パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティのようなチームで勝つためのプロジェクトを続けるか。それとも、LAギャラクシー、ヴィッセル神戸、アル・サッド、そしてインテルなどの格下のチームで引退の準備を始めるかだ」

 もちろん、神戸の名前を出したのは、アンドレス・イニエスタの例があるからだろう。ただ、その前例があるだけに、Jリーグ入りもまったくない話ではないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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