テレワーク勤務により家で過ごす時間が増えたり、外出時のマスク着用が必須になったりと、私たちの生活環境が大きく変わりました。自然派化粧品ブランド「草花木果」の調査によると、毎日行うスキンケアやメイクアップアイテムの使用頻度についても変化が起きているようです。

ノーメイクや薄化粧の日が増えたかも!?

同調査では、「新しい生活様式を取り入れて起こったライフスタイルの変化」について3,786名にアンケートを実施。まずは、おうち時間が増えたことにより、スキンケアの使用頻度に変化があったかを聞きました。

おうち時間が増えて、スキンケアアイテムの使用頻度は変わった?

おうち時間が増えたことにより、スキンケア習慣に変化が。

使用が増えたのは……ハンドクリーム
外出先から屋内へ入る際には、石けんを使った手洗いはマスト事項となりました。加えて頻繁なアルコール消毒により、手荒れや乾燥に悩む人も少なくありません。手のひらサイズの製品も多く、持ち運びにも便利な「ハンドクリーム」の使用頻度が増えた人が目立ちました。

変わらないのは……洗顔や化粧水などのスキンケア
おうち時間が増えても、基本のお手入れである「洗顔」「化粧水」の使用頻度に変化がないと答えた人は8割以上。肌のコンディションを整える「美容液」や保湿アイテムも、「変わらない」と答えた人が7割近くおり、外出機会が減っても、スキンケアのルーティンは守っている人が多いことがわかりました。

使用が減ったのは……メイク落とし、日やけ止め
外出機会が減り、ノーメークで過ごす時間が多くなったためか、「メイク落とし」の頻度が「減った」と答えた人は4割以上となりました。また、おうち時間では紫外線を気にしないためか「日やけ止め」の使用が「減った」と答えた人も3割以上。
エイジングにつながる紫外線A波は、ガラスも通過してしまうそうなので、室内にいても、曇りであっても日やけ止めをつける習慣は崩さないほうが◎!

では、メイクアイテムの使用頻度は?

おうち時間が増えて、メイクアイテムの使用頻度は変わった?

血色感をプラスするアイテムなど、メイクアイテムの使用頻度に大きな変化が。

使用が増えたのは……ルースパウダー・おしろい
「増えた」数値はどれも微増なものの、その中でも目立ったのが「ルースパウダー・おしろい」。
オンライン会議に出席する際、テカリやベタつき感を抑えるためにも「ルースパウダー・おしろい」は大活躍。マスク着用で外出する際にもササっとつければ肌色が整い、ベースメイクの仕上げになくてはならない存在として頻度が上昇傾向に。

変わらないのは……化粧下地、アイブロー
肌色補整効果や、テカリを抑える効果を持つ「化粧下地」は、ちょっとそこまでのお出かけや、オンラインで人と接するときに便利ですよね。また、「アイブロー」は、ノーメイクの時でも欠かさず使っている、という方も多いはず。ベースメイクとまゆ毛さえあればとりあえずOK!という、絶対的エースの存在感が伺えます。

使用が減ったのは……ファンデーション、口紅
5割も使用頻度が減った、と回答に上がったのは「ファンデーション」。背景にはマスクに付着を懸念する人が多く、また外出機会が減ったことが要因とみられます。また、4割を超えた「口紅」についても、マスクへの付着が気になるためと考えられます。

使用しなくなったのは……ほお紅、口紅
血色感をプラスする2アイテム「ほお紅」と「口紅」が、「使用しなくなった」メイクアイテムとして上位にあがりました。 “マスクで隠れてしまう”“マスクにつくのがイヤ”“洗う時に落ちにくくて大変”などの理由から、この2アイテムの頻度がなくなったと回答する人が目立ちました。「ほお紅」や「口紅」をつけた後、軽くティッシュで押さえると、マスクに付きにくくなるそう。マスクを外した時のために、こういった工夫も取り入れてみましょう。

「新しい生活様式」を取り入れた、新しい日常に少しずつ慣れはじめてきたこの頃。オンライン会議の日はルースパウダーで肌を整えたり、マスク着用で外出する日はチークを控えるなど、その日のスケジュールに合わせてメイクを変えるのがベーシックとなりそうです。
より快適に、より充実させた毎日をおくるためには、変える、変えない、プラスするなど取捨選択をしながら、心地よい時間を過ごせるように、スキンケアやメイクアップ方法を見直してみましょう。

【参考】※ 株式会社キナリ
【調査概要】
対象者:草花木果会員メンバー
調査方法:インターネット経由
実施期間:2020年6月2日〜6月15日
回答者数:3,786名