ドイツ・ベルリンにある連邦参議院(上院)の建物付近で行われた抗議デモで、売春業の再開を求める性労働者たち(2020年7月3日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP

写真拡大

【AFP=時事】ドイツの首都ベルリンで3日、セックスワーカーら数十人が集まり、新型コロナウイルスに関連した規制によって生計が立てられないとして、膨張式のラブドールを伴って抗議活動を繰り広げた。

 デモ参加者らは、「働かせて」「今すぐ売春宿を開放せよ」「私たちの業種は地下に追いやられている」といったスローガンが記されたプラカードや赤い傘を持ち、連邦参議院(上院)の建物前に集結。

 ドイツでは売春が合法とされ管理下に置かれており、セックスワーカーらは雇用契約や社会保障の資格が与えられている。だが新型コロナウイルスの感染拡大を抑える取り組みの一環として、性労働は3月中旬から禁じられている。

 セックスワーカーの団体「BesD」は、性労働の禁止措置が「他業種の進展を考慮すると理解しがたい」と主張。

「美容院やマッサージ店……フィットネスやタトゥースタジオ、サウナ、レストラン、ホテルは再開が認められている」とした上で、セックスワーカーらは「政治家たちに忘れられてしまったようだ」との声明を発表した。

 同団体はまた、スイスやベルギー、オーストリア、チェコ、オランダなどの近隣諸国では売春宿の再開が認められていると指摘。「売春施設はとりわけ厳格な規制に従っており、セックスワーカーらに安全で衛生的な労働環境を提供するよう義務付けられている」と主張した。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
客席にラブドール? 韓国クラブの無観客対策に批判殺到「世界に恥を…」
封鎖下で仕事減…生活脅かされるフランスのセックスワーカーたち
【写真特集】コロナ禍でも愛はそのままに