ここ3試合で3ゴール。岡崎の調子が上がってきた。(C)Rafa HUERTA

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 現地時間2月29日、ラ・リーガ2部の第30節で、4位のウエスカは20位のウエスカと2−2で引き分けた。

 この試合で躍動したのが、CFで3試合連続のスタメン出場となったウエスカの岡崎慎司だ。

 17分にパスミスから先制を許して迎えた29分、ダビド・フェレイロが左サイドから送り込んだクロスに、伸び上がりながらも巧みなヘッドでゴールにねじ込み、同点弾をゲット。さらに64分、敵のクリアボールをペドロ・ロペスがダイレクトで折り返すと、今度はダイビングヘッドでネットを揺らし、逆転ゴールを奪取した。

 岡崎の1試合2ゴールは、スペインでは初めて。これで今季7ゴール目となった。
 
 試合終盤に追いつかれてチームは勝点2を取り損ねたとはいえ、得意のヘッドで2ゴールを叩き出した33歳のベテランストライカーを現地メディアは称賛している。

 地元紙『Heraldo』は、「シンジ・オカザキの2ゴールがこの試合における最大のハイライトだ」と綴り、寸評・採点では唯一チーム最高の「3点」をつけて、こう評価した。

「2得点にハードワーク。2ゴールで、(今季)7点目を挙げて、チームトップスコアラーのミケル・リコに並んだ。最後まで走り、ファイトしていた」

 泥臭いヘッド2発に、献身性も評価された岡崎。まさに「らしさ全開」のパフォーマンスだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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