中国メディアは、日本社会には時間厳守の原則が存在しているとし、それは個人レベルから大企業などの組織に至るまで「完全に根付いている」と指摘した。(イメージ写真提供:123RF)

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 時間に対する考え方は、国や地域によって違いがある。日本人は時間を守ることに対する意識が強いと言われるが、中国メディアの快資迅は8日、「日本人社会に見られる時間厳守の考え方がどれほど厳格なのか」を語る記事を掲載した。

 記事は、日本の過去のニュースに注目し、「日本の鉄道会社が定刻より20秒早く出発したことを乗務員のミスとして公式に謝罪した」ことに触れ、日本の鉄道が定刻を追求するのは「事故を回避し、運行の乱れによって乗客に迷惑を掛けないための理念である」と説明した。

 また、日本社会にも時間厳守の原則が存在しているとし、それは個人レベルから大企業などの組織に至るまで「完全に根付いている」と指摘。たとえば、「日本人が友人と食事の約束をする際も、早ければ1カ月前から、遅くとも1週間前には決め、各自が予定を調整して会うための準備をする」ので、当日に声を掛けるのは余程の緊急事態でなければ失礼な行為となると、中国人の感覚とは異なると紹介。さらに日本人にとって約束をして時間を守るということは「一個人の信用」につながることだと主張した。

 中国人も人との絆を非常に大切にする。初対面でもすぐ食事に招いたり、何かあったら相手の元へすぐに駆け付けるなど直接的な行動で絆を示そうとする。このように、日本人と中国人では相手との距離の取り方が異なるので、時間を厳密に守る態度は日本人にとっては信頼を得る手段となるが、中国人にとっては「他人行儀」のような堅苦しさを感じ、距離を置かれているような気持ちになるようだ。

 記事はさらに、日本では会社の就業開始時や取引相手と会う際の「15分前ルール」があり、余裕を持って15分前に到着すると紹介。日本人には余裕を持って相手に会うために必要な時間かもしれないが、こうした習慣がない中国人からすると無意味な15分だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)