【ファンキー通信】カレーにスプーンは必要ない!? 給食で大論争

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 小学校時代の一番の楽しみといえば給食! 中でもカレーは人気のメニューだった。しかし、富山県では、給食のカレーをめぐってちょっとした論争が起こっているという。

 勃発したのは、「日本人ならお箸が当たり前、カレーでもスプーンは必要ない」派と、「カレーはやっぱりスプーンで食べる」派の戦いだ。なんでも2003年度の文部科学省の調査によると、富山県では4割以上の小学校でカレーを箸で食べているという結果が出ている。それに対し保護者側が反発。「お箸の作法も教えて欲しいけど、カレーにお箸は、やりすぎでは」という声が上がっているのだ。

 そこで朝からカレーも大丈夫、三食カレーでも文句は言わない! というほどのカレー好きの私が、実際お箸でカレーは食べやすいのか、試してみることにした。ちなみに私の小学校時代は、先割れスプーンでカレーを食べていた。

 まずコンビニでカレーライスを購入。

私「お箸つけてください?」
店員「は?」

 店員さんともこんなやりとり。やはり、カレー=スプーンというのは常識のようだ。

 ところが、いざカレーをお箸で食べ始めてみると、これが意外と食べやすい! ジャガイモや肉などといった具も取りやすく、スプーンで食べるのとはまた違った感覚だ。

 しかし問題はルーである。ご飯につけて食べてもしたたり落ちてしまって、カレールーとご飯のハーモニーを100%楽しめているとは言えない。そしてなによりも、カレーを食べているような感じがしない。

 結論は「やっぱりスプーンのほうがカレーはおいしい」ということだ。

 「給食は食事の時の礼儀を教える時間でもあります。確かにお箸の使い方を教育することは日本の文化を教える上でも重要ですが、礼儀作法は出てきた食べ物に合わせて変わってくるもの。カレーにお箸というのはマナーに反しているとまでは言いませんが、やっぱり良いとは言えませんね」(某小学校教員) 独自の聞き取り調査でも、給食のカレーはスプーンで食べていたという人がほとんど。中には、学校ではお箸しか出ないので、スプーンを持参していたという強者まで。やっぱり、食事に合った食器を使うのが一番なのでは?(加藤克和/verb)