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２月９日の「サワコの朝」のゲストは、お笑い芸人の千原ジュニアさん。兄・せいじさんと千原兄弟としてデビューし今年で30周年。お笑いの枠を超え幅広い分野で活躍しています。「プレバト!!」では、俳句の才能も発揮。知性派の芸人として評価され小説やコラムなどの執筆活動でも注目されています。そんなジュニアさんは、14歳の時に引きこもり生活を送っていたそうで…。辛い経験から光を見つけたジュニアさんの知られざる話が満載でした。

結婚１か月で突発性難聴に「メンタルは、何もないのにフィジカルが...」

2015年９月に結婚した千原ジュニアさん。「入籍したっていうのが、ネットニュースでパッと流れたんですよ。えっ！千原ジュニアが！？みたいな。後輩も一緒にいたんで"にいさん、ネットニュースでえらい上がってますよ！凄いですね"って。ほんまかいな〜ってパッと見たら"福山雅治　入籍"って出てて...。俺のニュースは一切消えてしまうっていう（笑）」と、まさかのハプニングが起きた入籍発表日を回顧しました。「まぁでも、結果おいしかったっていうね」と言うと、そこから１か月後にストレスが原因とみられる突発性難聴を患ったことを明かしました。「僕、25年くらい四半世紀ひとりで暮らしてきて、同棲も何もしたことなかったんですよ。それが、ひとりで暮らしていた僕の部屋に奥さんが来はって。気持ちは何にも思ってないんですよ！メンタルは何もないのに、フィジカルがビックリしてもうて。身体が反応した」と経緯を説明。「たまたま家の斜め前に色んな歌手の人とか難聴になられた人がこぞって行く漢方薬屋さんがあったんで。調合してもらったお茶を奥さんが水筒に入れて毎日、持たせてくれました。あなたが原因なんですけどね、と思いながら（笑）」と言い、発症後は奥様のサポートを受け１〜２週間程で治ったことを話しました。しかし、事の原因が妻にあったことを配慮すると「かまへん、かまへん！大丈夫、大丈夫っていうんです。誰かに似てんなと思ったら、ちょっと（兄）せいじに似てるんですよね。性格が...」と、共に歩いていく奥様に対し、これまで共に歩んできた兄・せいじさんの要素をにわかに感じていることを照れながら明かしました。

「学校始まったら一切友達できないんですよ...」中学時代の引きこもり生活を告白

お笑い芸人として日々人々に笑いを発信しているジュニアさんですが、中学時代には引きこもり生活を送っていた事をサワコに明かしました。「当時、引きこもりっていう言葉がなくて登校拒否児って言われていた時代ですけど」と言うと私立中学受験に挑んだ当時の話に。「３ヶ月ぶわぁ〜勉強して。後々考えると幸か不幸か受かってしまうんですよ。僕としてはゴールなんですけど、中学生活はスタートやから。始まったら一切友達できないんですよ。休み時間『あそこの塾がいいらしいよ』みたいな。えっ！？うそやろ？って。すぐ行かなくなったんです」目標達成から一転、すぐに学校に行かなくなった事を告白しました。自室で「本を読んだり漫画を読んだり。近所に今で言うコンビニみたいなんがあったんで、そこまで行くんですけど近くに大きい脳神経外科があって。その病院どこですか？ってよう聞かれるんで、何で？思たら俺パジャマやから。患者や思われてるんかなー思て（笑）」と一日中パジャマ姿で過ごしていた当時を振り返りました。そんなジュニアさんは「スポーツできないけどゲートボールだけめちゃくちゃうまい」という程おばあちゃん子だったと言い、歩いている鳥を見て「"鳥も飛んでばっかりやったら飽きるから、たまには歩きたいわな"とつぶやいた祖母の言葉が学校行ってない僕に対して言うてくれた気がして...」と忘れられずにいることを明かすと「おばあちゃんの存在は大きかった」と自分の支えだったと話しました。その後は、兄の誘いを受けお笑いの世界へ羽ばたいたジュニアさん。決して二人三脚とは言えない！？でも「せいじに感謝」という千原兄弟の軌跡をお話してくれました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに！

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