彼氏に絶対しちゃいけないNG質問って?
ケンカってすごく些細なことで起こるんですよね。相手が大事に残していたプリンを食べちゃっただとか、デートの待ち合わせに遅れちゃっただとかはまだかわいいほうです。
一番注意したいのは、聞いちゃいけないことを聞いちゃったとき。やらかしちゃった側は何で相手が怒っているいるのかわからないし、やられた側はそんな相手にイライラして悪循環…。そのまま大喧嘩に発展しちゃった、なんて体験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな相手の“地雷”を踏まないためにも、【女性がしちゃいがちだけど、彼氏にしちゃいけない質問】について男性に聞いてみましたのでご紹介します。
■1.比べちゃう系
彼女としては自分が一番だと思ってほしいという思いは大なり小なりあると思います。そして寂しくなると、だんだんとそれを確かめたくなってきてしまいます。ですが、それが他の人と比べるような質問で確かめてしまうと、男性的にはうんざりしてしまうようです。特に、比べる対象ではないことを引き合いに出してこられると、彼との距離が離れて行ってしまいそうですよね。
そんな比べちゃう系質問の中から、特に意見の多かった3つをご紹介します。
■▽「元カノの中で私が一番?」
「職業的に周りにいる女の子も元カノもみんな美人だったんだよね。彼女はそれを気にしてたみたいで『今まで付き合ってきた子の中で私が一番?』って聞いてきて。今の彼女と元カノを比べたことなんてないし、彼女の必死さみたいのが見えてなんか嫌になっちゃった。」(25歳/アパレル)
“女性の恋愛は上書き保存。男性の恋愛は名前を付けて保存。”と言うように、男性は一つ一つの恋愛を大切に記憶します。比較する対象ではないのです。なので元カノと今カノを比べるような質問をされても困ってしまいます。
元カノの存在がどうしても気になってしまうという女性は多いかもしれませんが、そこはグッと我慢が必要です。
■▽「○○ちゃんより私のほうがかわいい?」
「彼女とテレビを見ているときに僕の好きなモデルがCMに出てたんですよ。かわいいな〜と思ってたら口に出てたみたいで、『この子より私のほうが可愛いよね?』とキレ気味に言われたときは焦りましたね。そこからちょっとしたケンカになりました…。」(21歳/大学生)
これは自分と他の女の子を比べちゃう系。
彼氏が自分以外の女の子を褒めていたらモヤっとしてしまう気持ちもわかります。ですが、それを喧嘩腰で伝えるのはNG。「彼はこういうのが好きなんだ〜。」と学ぶ気持ちで聞いてあげましょう。
■▽「私と仕事どっちが大事なの?」
「忙しくてなかなか会えないのは申し訳ないけど『私と仕事どっちが大事なの?』って言われたときはイラっときたな。そもそも比べられるものじゃないし。」(23歳/飲料メーカー)
NG質問の代名詞的なこの質問。有名すぎて、本当に聞いちゃう女性がいるのかと思っていましたが意外といるようです。
男性にとって仕事は女性が考えている以上に大切なもの。その重要性をわかってあげる姿勢を持ちましょう。構ってもらえなくて寂しいときは「最近会えなくてさみしいから今日ちょっとだけ電話していい?」などかわいくお願いしてみるのがいいですね。彼も短時間ならなんとか時間を作ろうとしてくれるはずです。
■2.「好きって言ってよ」系
愛情を確かめるために「好きって言ってよ」系質問は実はNG質問なんです。男性的には少し重いと感じてしまうそう。感情を口にすることの大切さは男性も理解していますが、口に出さなくても伝わっていてほしいという思いが強いようです。その男性の心理を理解した上で付き合っていくことが重要ですね。
具体的には以下の二つが挙がっていました。
■▽「愛してる?」
「『私のこと好き?』ってことあるごとに聞いてくると嫌ですね。何回も聞かれるとまたかと思ってうんざりします。」(32歳/出版)
ちゃんと愛されてるか不安になることってありますよね。愛情を確認するのはダメなことではありませんが、限度は考えるべきでしょう。何度も何度も聞かれると男性も嫌になっちゃいます。
彼が愛情を口にしてくれないと思ったら、彼の行動に目を向けてみてください。彼のふとした優しさから彼の「好き」の気持ちを感じることができます。
■▽「どのくらい好き?」
「そのとき付き合ってた彼女に『私のことどれくらい好き?』って聞かれたときは困ったなあ。どんな答えを返しても納得してくれないからすごい疲れた。」(26歳/商社)
この質問の答えって何が正解なんでしょうね。「めちゃくちゃ好き」と言っても曖昧ですし、「世界一好きだよ」というのもどこか嘘くさく感じてしまいます。
こういう答えがない質問は、答えるのが面倒くさいので男性から嫌がられる確率が高いです。避けるのが無難でしょう。
■3.将来の約束系・もしもの話系
付き合っている以上、二人の将来のことが気になるのは仕方がないことです。ですが、言い方を間違えると彼との溝が生まれてしまうかもしれません。このような将来の約束系の質問をするときは慎重にすべきですね。
もしもの話系の質問は「実際なってみなきゃわからないし。」という思いから嫌がる男性が多いようです。
以下の二つのような未来や仮定の話をするときには十分な注意が必要ですね。
■▽「もし私が浮気したら?」
「女子って“もしも話”とか好きじゃないですか。『もしも私が浮気したらどうする?』とか。そういうのはあまり得意じゃないですね。仮定の話されてもってなります。試されてる感もあるので良い気はしないです。」(35歳/公務員)
もしも話も避けたほうがいいみたいです。「無人島に持っていくなら?」みたいな質問ならいいですが、「もしも浮気したら?」や「もし私が男の子と二人で飲みに行ったらどうする?」などというのは出方をうかがっているのが彼に伝わってしまうため避けるべきでしょう。
■▽「結婚してくれる?」
「彼女と同棲してすぐくらいに『私と結婚まで考えてくれてるんだよね?』って突然聞かれてギクッとした。彼女のことは好きだけど急に迫られると萎えるっていうか。うやむやに答えたら彼女怒って出てっちゃった。」(28歳/営業)
女性としてこれは少し悲しいですね。結婚はとっても重要な話題。ダラダラ付き合っているのを感じると「結婚はまだ?」という気持ちにもなってしまいますよね。
ですが、男性としては急に聞かれるのは困惑してしまうようなので、結婚の意思があるかどうかは普段の話題から徐々に探っていきましょう。焦りは禁物です。
■おわりに
様々なパターンを紹介してきましたが、ではなぜこのNG質問が生まれてしまうのでしょうか?それは男性と女性の考え方の違いにあると思います。
一般的に女性のほうが記念日やイベントを重視すると言われています。それに女性のほうがプレゼントを重要視する傾向も。これは男性より女性のほうが“愛情を形に残したがる”ということの現れではないでしょうか。好きという感情を言葉なりモノなりの形にしてほしいという願いがNG質問を生んでしまうのでしょう。しかし、男性は「つきあって一緒にいるんだから嫌いなわけないじゃん」と思い、あまり言葉にしてくれないかもしれません。そんなときは彼の行動から愛情を感じてみてください。
変にあれこれ考えて暴走してしまうのはやめて、落ち着いて彼と堂々と付き合っていきましょう。(YUIRI/ライター)
(ハウコレ編集部)
(モデル/兼島彩香)