デイリーメイクに一手間プラスするだけ。3分でできる効果絶大【整形級メイクテク】2つ
顔の印象を大きく左右する2大バーツが“目元”と“口元”ですが、つい慣れたメイクばかりで実はマンネリ感に悩んでいる方は少なくないと思います。そこで今回はたった1つか2つのコスメアイテムを使うだけで整形並みに華やかに印象を変化させてくれる、とても簡単な【整形級メイクテク】を2つご紹介します。
▶︎整形級メイクの基本。“頬骨のコンプレックス”を解決する【立体小顔メイクテク】
【目頭切開ライン】
「目が離れていて何となく顔が平坦に見えてしまうのが悩み」という方は少なくないと思います。もちろん鼻筋が低くて相対的に眉間が広く見えることもありますが、ほとんどの場合は目と目の間隔が広いのが原因。つまり、鼻筋にシェーディングとハイライトを入れて立体感を作るよりも、アイメイクに一手間テク「目頭切開ライン」を加える方がはるかに効率的に理想の目元印象に近づけます。
(1)ダークブラウンのリキッドアイライナーで目頭にラインを入れる
いつものアイラインを描いたら正面を見つめ、筆が細くて涙でにじまない筆ペンタイプのアイライナーで、目頭の一番尖った部分から鼻の方向に水平に約1mmの長さで細くラインを描きます。両目の間隔がかなり広いと感じているならもう少し長く描いてもOKです。なお、アイライナーの色は黒ではなくダークブラウンにすることでナチュラルに仕上がります。
(2)いつものアイラインと(1)のラインをつなぐ
目を少し伏せた状態で、いつものアイラインと目頭に延長して描いた1mmのラインをダークブラウンのリキッドアイライナーでつなぎます(反対の手の指で肌を引っ張って目頭の周りを平たくすると描きやすいです)。
(3)ダークブラウンのリキッドアイライナーで目頭をうめる
反対の手の人差し指で目頭を引っ張り、見えなかった目頭を露出させ、この部分もダークブラウンのリキッドアイライナーで埋めます。ただし、眼球の近くにはあまり描かないように注意しましょう。
(4) Bで目頭を「く」の字に塞いて出来上がり
正面を見て目頭をパールの入ったベージュのアイライナーで厚さ約3mmくらいで塞ぐように塗ります。自然な仕上がりになるように、(1)で描いたラインの色が30%くらいの濃度で見えるように重ねるのがポイントです。
▲出来上がりイメージ(右目は目頭切開ラインあり、左目は無し)
【広角上向きライン】
常に優しく微笑んでいるような口元を演出してくれるのが【口角上げライン】です。気を抜いた瞬間でも抜かりない表情をキープできます。
《用意するアイテム》アイブロウ用ペン(できればティントタイプ)、好みのカラーのリップスティック(同系色で明るめと暗めの2本)
(1)口角に上向き30度のラインを入れる
アイブロウペンで口角部分を少し上げるイメージで、5mmの長さで上写真の矢印のように唇両側の口角を30度上げて描きます。
(2)唇と水平にアイブロウペンでシャドウを入れる
あごを上げて(1)で描いた延長線が両側の口角で角みたいになっているか確認し、延長線の先端が唇と水平になるようにティントタイプのアイブロウペンを重ね塗りして陰影をつくります。
(3)口角の延長線と上唇のラインをつないで出来上がり
リップ(明るめカラー)を唇全体に塗ったら、リップ(暗めカラー)を小さくリップブラシにつけて延長した口角と自分の上唇のラインがつながるように、かもめ型に自然に埋めて出来上がりです。
いずれも大胆な印象ながらいつものメイクに自然とメイクに馴染むのが嬉しいポイント。ぜひこの2つの【整形級メイクテク】をマスターして、華やかに印象をクラスアップさせてくださいね。<text: kanacasper(カナキャスパ)>