「ふだんは芋や麦の焼酎を飲んでいます。酔うと声が大きく、うるさくなっちゃう」

 と笑う、アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」のリーダー・奥津マリリちゃんと飲み比べ! まずは「キリン・ザ・ストロング」のハードドライ。

「あー、飲みやすい! パクチー入れるとモヒートみたいですね。それにインスタ映えですよ、これは(笑)」

 続いてサントリーの「-196°Cストロングゼロ」のドライ。

「もっとすっきりした味! こちらもいろいろ入れて、アレンジしたらおいしいかも。イチゴやミントなどを入れれば、女子ウケのいい味になると思います。塩味系のおつまみに合いそうかな」

 最後に「サッポロチューハイ99.99」のクリアドライ。

「おー、これはいちばんお酒を感じますね。今日はしっかり飲みたいなってときにぴったりですね。味に存在感があります。でも甘くないから食事を邪魔しないし、脂っこいおつまみによく合いそう」

 それでは推しの銘柄は?

「それだけ飲むなら『キリン・ザ・ストロング』、何かを入れるなら『-196°Cストロングゼロ』、ガッツリ食事するときは『99.99』です。私たちの曲はお酒によく合うって言われています。ぜひ飲みながら聴いてみてください!」

 では、それぞれの味を科学の力で味を分析! 味覚分析機関「AISSY」の鈴木隆一氏に調査を依頼。今回は1番人気の、各社のレモン味の商品を比較した。

「人工知能(AI)を使ったセンサーにかけました。甘味、塩味、酸味、苦味、旨味のうち、チューハイの場合、特に強く違いが出るのが酸味と甘味。

 キリン、サントリー、アサヒは甘味が強く、アルコール好きではない人にも飲みやすく一般向け。アサヒは特にバランスがいいですね。甘すぎるのはちょっと……という人はサッポロ、宝酒造はよりお酒好きな人に向いています」

 同じ「レモン味」でもこんなに違うのだ。

おくつまりり
ファンク系の楽曲で話題の「フィロソフィーのダンス」のリーダー

(週刊FLASH 2018年12月25日号)